シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

フィールドワーク論

開設大学 中部大学
科目コード 292809
担当教員 和崎 春日
学年配当 2年, 3年, 4年
単位数 2単位
曜日
開講期間 秋学期
開講時間割1 78 15:20 ~ 16:50
教室 未定
募集定員 若干名
募集時期 9月
開講期間 9/18~1/22
講義概要 文化人類学は、比較文化の学である。本授業は、文化人類学の考え方の基本のなかの基本を学ぶ授業である。私たちが住んでいる産業発展した「北側」社会ではない社会からむしろ積極的に学んで、われわれの社会と比較し、活用する。そのために、文化人類学は、他(異)文化をフィールドワークする。他文化というのは、地球の「南側」世界、発展途上国、「未開」社会、新興国の文化のことであり、世代で言えば幼少や壮老の中核世代ではない「おばあちゃんの知恵袋」であり、辺境やストリートや貧困地や金持ちではない民衆文化のことである。欧米を学ぶならニューヨークの「黒人」街やパリのイスラーム街を含んで欧米を学ぶ。日本なら、福島や阪神淡路や熊本への視点をもちながら、発展した東京・大阪を学ぶ。他文化に住み込んで、そこにある合理性、科学性をすくい上げる。
【第1回】文化人類学がめざすもの―偏見と固定観念を乗り超える
〔授業外学修〕「すっかり、これだけが正しい」と思っていたことを列挙しよう
【第2回】他文化フィールドワークの考え方-「未開」や「発展途上」国の文化は「劣って」いるのか
〔授業外学修〕貧乏地域の深い知恵、被災地域の高い志を確認しよう
【第3回】他文化フィールドワークによる比較文化-「未開」と文明
〔授業外学修〕「未開」って何なのさ?整理しよう
【第4回】他文化フィールドワークによる比較文化-文化比較と文化接触
〔授業外学修〕世界は結構つながっていることを確認しておこう
【第5回】比較文化の方法と人類学の分野―文化人類学(他民族フィールドワーク)と民俗学(自民族フィールドワーク)
〔授業外学修〕国際比較と国内比較を整理しておこう
【第6回】文化は何のためにあるのか-個人に焦点をあてたフィールドワーク
〔授業外学修〕個人救済の心理的人類学を理解しておこう
【第7回】文化は何のためにあるのか-集団の共同生活に焦点をあてたフィールドワーク
〔授業外学修〕個人ではない集団がうまくいかないと花sh9位にならない、という考え方を整理しよう
【第8回】心理人類学-アメリカ人人類学者による日本人の「社会化としつけ」フィールドワーク
〔授業外学修〕「しつけ」によって国民性がちがってくるのか、整理しよう
【第9回】言語人類学-アフリカ言語フィールドワーク実践
〔授業外学修〕辞書のない社会に飛び込むトレーニングと構えを整理しておく
【第10回】文化の表層と文化の深層―「他文化と表面は違っても」という考え方 
〔授業外学修〕表面が同じで意味が違う事象を列挙してお
【第11回】文化の外在的理解と内在的理解-アフリカに住んで、科学か生活か
〔授業外学修〕そこの文化をすくいあげることの重要性を国際協力の例で考えておく
【第12回】文化の外在的理解と内在的理解-フィールドでの生活態度が問われる
〔授業外学修〕信頼関係がなければ文化理解などありえないことを例証しておこう
【第13回】文化の科学的理解と主観的理解をつなぐ道
〔授業外学修〕心が通いながら科学的文化理解が可能となる道を、あれやこれやと模索しておくー試験で問います
【第14回】他文化理解の理論とフィールド生活実感をむすぶもの
〔授業外学修〕異文化で生活を共にすることに尽力しながら科学的理解を可能にすることを模索しておく
【第15回】フィールドで他者への偏見を乗り越える-質疑応答を中心に
〔授業外学修〕科学知と民衆知という用語を整理しておこう
【第16回】期末試験―自らフィールドワークをやってみたことや自己体験を記述してみる、理論とフィールド体験を結びつける
テキスト・参考文献 教科書
なし
参考文献
『アフリカに暮らして』多摩アフリカセンター春風社1600978-4-86110-3124
『アフリカ研究』宮本正興・赤坂賢・日野舜也世界思想社19504-7907-0472-6 C3336
試験・評価方法 成績の評価方法
出席態度 60%(毎回あるいは数回、出席者には自らの生活事象をふまえ講義内容に関連した考察文を提出してもらう)、出席態度には受講マナー(本講義ではSNS不使用でテーブル上に置かない、ドリンクもテーブル上に置かない、トイレは授業前に行っておく、寝るようだと他の学生の集中力のジャマになるので退室してもらう)も重要で、熱意と誠意をもって学びましょう。定期試験 40%。
成績の評価基準
フィールドワークを基礎とした文化人類学の基本的な考え方・倫理・スタンスの理解の程度を評価する。他者や他文化を見るスタンスや方法を一つ一つ学んでいき、それを自らの身の回りにある生活事象や体験、事件、出来事などと結び付けて(つまりフィールドワークして)考えることが期待される。60点以上で合格とする。
別途必要な経費
その他特記事項 講義を中心に。挙手による個人的意見の表出やコメントや質問を歓迎する。ときに英字新聞などを資料として、そのときの国際情勢とリンクさせながら、国際関係を学ぶことがある。英語によるキーワード習得も視野に入れて講義を行う。
科目名(英語) Fieldwork Methods

pagetop