シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

日本文化史B

開設大学 南山大学
科目コード 294424
担当教員 松田 京子 (人文学部教授 )
学年配当 2年, 3年, 4年
単位数 2単位
曜日 月曜, 木曜
開講期間 春学期
開講時間割1 2限 11:05 ~ 12:35
教室 E11教室
募集定員 10
募集時期 4月
開講期間 4/6~5/31
講義概要 【副題】
海を渡った「日本文化」、日本社会のなかの「異文化」

【授業概要】
 この授業は講義形式で行われる。
 19世紀後半以降の「世界」は、さまざまな交通・通信手段の発達により、いわば「距離」が縮まり、それぞれの地域の経験の相互関連性が、一段と強くなったと言われています。「日本」、「日本文化」もその例外ではありません。近代期の日本は移民を送り出していた国の一つで、多くの人々が、日本の非勢力圏であったハワイや南北アメリカ大陸、また勢力圏であった台湾や朝鮮半島、中国東北部(「満州」)といった諸地域に移り住みました。また逆に、日本社会内部にも異なる文化的背景を持つ人々が定住するようになり、とりわけ1920年代には東京や大阪といった都市部を中心に、朝鮮半島出身の人々が集住地区を形成するようになります。
 このような、いわば日本社会のなかの「異文化」は、周囲の人々にどのような影響を与え、交流や葛藤を生み出していったのでしょうか。また海を渡った「日本文化」は、移出先の社会にどのような影響を与え、交流や軋轢を生み出していったのでしょうか。本講義では、このような問題を、特に映像作品などを素材として、考えていきます。

【到達目標】
・人の移動という観点からみた、近代期の「文化」交流に関する歴史的知識を習得している。
・映像資料の視聴により、過去の出来事や状況について具体的に想起する力(歴史的想像力)を習得している。

【授業計画】
第1回 序(1) 海を渡った「日本文化」-日本から海を渡った人々-
第2回 序(2) 日本社会のなかの「異文化」-日本へやって来た人々-
第3回 日本社会のなかの「異文化」(1) 前近代の「異文化」交流-VTR「江戸時代の朝鮮通信使」などの視聴より-
第4回 日本社会のなかの「異文化」(2) 在日朝鮮・韓国人社会形成史-大阪「猪飼野」を中心に―
第5回 日本社会のなかの「異文化」(3) 阪神間モダニズムと人の移動
第6回 日本社会のなかの「異文化」(4)「文化」の交流・葛藤-落語「代書」などの視聴より-
第7回   小括
第8回 海を渡った「日本文化」(1) 非勢力圏への移民、勢力圏への移民
第9回 海を渡った「日本文化」(2) 在米日本人社会形成史
第10回 海を渡った「日本文化」(3) 1920年代の在米日本人社会
第11回 海を渡った「日本文化」(4) 戦争の時代の在米日系人社会-DVD「映像の世紀」などの視聴より-
第12回 海を渡った「日本文化」(5) 「満州」移民と小説『大日向村』・映画「大日向村」
第13回 海を渡った「日本文化」(6) 日本人移民と「満州」での生活-DVD「想ひでの満州」などの視聴より-
第14回 海を渡った「日本文化」(7) 引揚げ体験と記憶の中の「満州」
第15回   総括

【授業時間外の学習 (準備学習等)】
第2回以降のプリントや授業で扱う資料は事前に配布します。授業中に行う指示に従って、それらの配布物を読み予習してください。

テキスト・参考文献 プリントを配布する予定。参考文献については、講義中に適宜、紹介します。
試験・評価方法 授業参加度(30%)、筆記試験(70%)
別途必要な経費
その他特記事項
科目名(英語) History of Japanese Culture (B)
その他 <お問い合わせ先>
 南山大学・教務課
 tel.  :052-832-3117
 メール:n-kyomu@nanzan-u.ac.jp

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