シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
履修登録時期

研究各論(スペイン史)

開設大学 愛知県立大学
科目コード 230513
担当教員 奥野 良知(外国語学部教授)
学年配当 2年, 3年, 4年
単位数 4単位
曜日 月曜
開講期間 通年
実施形式 未定
開講時間割1 5限 16:10 ~ 17:40
教室 長久手キャンパス
募集時期 4月
開講期間 4/10~8/4,10/2~2/2
講義概要 研究各論(スペイン史)
人名や年代を暗記することが歴史学ではありません。歴史学は、現在と過去との絶えざる対話です。この授業では、以下のことを体感することを目標としています。

① 歴史(経緯/経路/過去)を知らずに現在のことは分かりません。
対象が何であれ、その現在の特徴は、それがたどって来た経路(経緯、過去、歴史)によって規定されています。

② 現在のことを知らずに歴史は分かりません。
歴史学とは、現在を生きる私たち一人一人が自分の「問い」を過去に投げかけていく営みです。ですから、現在のことを知らなければ、過去に問いかけようがありません。

③ 現在を相対化する面白さ。
現在当たり前だと思っている「常識」も、以前はまったく違っていたということが多々あります。 

④ 史料に立ち返って調べることの重要性
史料に立ち返って様々な角度から検討しない歴史とは、学術的な歴史、「歴史学」の歴史ではありません。それは単なる「妄想」、下手をすると単なる「政治的プロパガンダ」です。
ただし、「妄想としての歴史」の歴史も「歴史学」の研究対象に成り得ます。

⑤ 学際的学問としての歴史学
歴史学は、「問い」に基づいて対象に切り込んでいく際に、様々な人文社会科学の概念や理論を使います。この意味で、歴史学は非常に学際的な学問です。
時代順にイベリア半島の歴史を考察していきますが、毎回「問い」と「要旨」を提示しながら進めていきます。「問い」がない歴史は「歴史学」とはいえません。

問いの例(「問い」は無数にあります)

この科目名は「スペインの歴史」となってはいるものの、この科目名は本当にこれで良いのだろうか?
そもそも、いつからスペインという国家は存在していたのか?
いわゆるスペイン帝国はなぜ繁栄し衰退したのか?
なぜ、スペインには様々な点での驚くほどの地域的多様性があるのか?
スペインでは、なぜカタルーニャだけに産業革命が生じたのか?
なぜ19世紀以後の近代国家スペインは、地域的多様性が極めて大きいにもかかわらず、カスティーリャと同一視された一つのネイション(naci?n espa?olaスペイン国民)しか認めないのか?
なぜ内戦が生じてしまったのか?等々です。
なぜフランコ主義はいまだにスペインに強く根付いているのか?


適宜、現在のスペインの政治・経済・社会・文化などについての解説も交えていきます。
テキスト・参考文献 特に指定しません。
毎回プリントを配布します。
試験・評価方法 筆記試験70%、授業への積極さ(質問や学習態度等)15%、課題(manabaへの質問・コメント等)15%
別途必要な経費 特になし。
その他特記事項 予習:事前にプリントを読んでくるよう指示がある場合は、それを読んでくる
復習:単元ごとに、復習小テストを行う予定なので、その準備をする。
並行履修:後期にある奥野が担当する研究各論(スペイン・ラテンアメリカ文化)をできるだけ並行履修してください。時間割の都合上、どうしても無理な場合は致し方ありませんが。

留学等の特別の事情がない限り、原則として半期のみの受講は認めません。留学等の事情により前期のみの履修となる人は、次の年度に必ず後期分を履修して下さい。

義務教育ではありません。興味もやる気もない人は受講の受講はお断りします。

大学受験の時の受験科目が世界史でなかった人も特に問題なく受講できます。ご心配なく。
科目名(英語) Lecture (Spanish History)
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