シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

西洋法制史Ⅰ

開設大学 愛知大学
科目コード 290804
担当教員 大川 四郎(法学部教授)
学年配当 3年, 4年
単位数 2単位
曜日 月曜
開講期間 前期
開講時間割1 1限 09:00 ~ 10:30
教室 名古屋キャンパス
募集時期 4月
開講期間 4/10~7/17
講義概要 テーマ:西洋法の根幹を歴史的に理解する
概要:古代から18世紀末までの西洋法史を概観する。
講義形態:講義形式による。法制史は、歴史学の一部門でもあるから、史料に基づきながら、講義を進める。なお、適宜ビデオやスライド等の映像資料をも提示する。
スケジュール:
1.緒論・古代ギリシア・ローマにおける訴訟の萌芽
2.「ローマ的なもの」とは何か -統治の天才、ローマ人
3.「ローマ帝国」と法律家 - 権力と法律家との悩ましい関係
4.「ローマ法大全」の編纂 - 法典編纂の陰に「女」あり
5.ローマ法と現代法 - ローマ法と日本法の関係
6.中世ヨーロッパにおける大学の成立 - キリスト教教会に由来する大学
7.スコラ学と法解釈学 - 史上最古のボローニャ大学法学部
8.キリスト教と法(1) - 教会あるところ、法あり
9.キリスト教と法(2) - 人はなぜ教会の法を遵守したか?
10.キリスト教と法(2) - 人はなぜ教会の法を遵守したのか?
11.「教会法大全」の編纂 - 司祭様は法律家? 
12.教会法と現代法 - 教会法と日本法の関係
13.教会法をめぐる裁判 - 英国大法官トマス・モアの悲劇
14.ローマ・カノン法学識の伝播(1) - バルトリストにあらずんば法学徒にあらず
15.ローマ・カノン法学識の伝播(2) - 『ガルガンチュア物語』で罵倒される法学部・まとめ 
テキスト・参考文献 テキスト:
・ピーター・スタイン著,屋敷二郎監訳,関根徳・藤本幸二訳『ローマ法とヨーロッパ』(ミネルヴァ書房,2013年)
なお、あらかじめ指示したときには、各自の六法を持参してほしい。

参考文献:
授業の進度に応じて適宜指示する。通史的なものとしては以下のものを挙げておく。
・碧海純一・伊藤正巳・村上淳一編『法学史』(東京大学出版会,1976年)
・クヌート・N・ネル著村上淳一訳『ヨーロッパ法史入門』(東京大学出版会、1999年)
・勝田有恒・森征一・山内進編『概説 西洋法制史』(ミネルヴァ書房,2004年)
・笹倉秀夫著『法思想史講義(上)(下)』(東京大学出版会、2007年)
授業への興味を喚起する読物として、以下のものを挙げておく。
・エドワード・ギボン著中野好之訳『ローマ帝国衰亡史(全11巻)』(ちくま文芸文庫、1997年)
・塩野七生著『ローマ人の物語(全15巻)』(新潮文庫、1992-2006年)
・佐藤賢一著『カルチェ・ラタン』(集英社文庫、2003年)
・ウンベルト・エーコ著河島英昭訳『薔薇の名前(上・下)』(東京創元社、1990年)
・佐藤賢一著『王妃の離婚』(集英社文庫、2002年)
・グイド・ザッカニーニ著児玉義仁訳『中世イタリアの大学生活』(平凡社、1990年)
試験・評価方法 総合的に評価する。
・学期末定期試験期間中に筆記試験を実施する(80%)。
筆記試験における評価基準は、(1)歴史的背景が理解できているか、(2)対象となっている時代の法制度と現行法とを関連づけることができているか、である。
・平常評価(20%:授業時間中にリアクションペーパー又はリアクションペーパー)。
以上により評価する。
別途必要な経費 特になし
その他特記事項 「西洋法制史Ⅱ」をも継続履修してほしい。「到達目標」で掲げているように、「六法に掲載されている(日本)現行法の重要な規定の背後」に「ヨーロッパ法文化の蓄積があることを理解する」ためには、19世紀までの西洋法史を学習することが必要だからである。法および法律学の歴史に関わる講義であるから、法律学専門科目(特に民法、刑法)を並行して履修してほしい。
科目名(英語) History of occidental law 1 

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