シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

監査論

開設大学 中部大学
科目コード 212801
担当教員 田中 智徳
学年配当 2年, 3年, 4年
単位数 2単位
曜日 木曜
開講期間 春期毎週
開講時間割1 3.4時限 11:15 ~ 12:45
教室 未定
募集時期 4月
開講期間 4/6~7/26
講義概要 会計情報は投資判断等において極めて重要な役割を果たしている。しかし残念ながら、企業は必ずしも正しい会計情報を公表するとは限らない。自社に都合が良いように会計情報を操作したり、都合の悪いことを隠して会計情報を偽る行為、いわゆる粉飾を行うことがある。こうした行為を防止し、経済の健全な発展に寄与するために、公認会計士は企業が公表した会計情報について検証を行い、企業が公表する会計情報の信頼性に関する保証業務を行っている。これを財務諸表の監査という。
しかし実際には、粉飾等による企業不正は後を絶たず、公認会計士による監査には多くの課題が残されている。そこで本授業では、公認会計士による監査の基礎を学び、情報の信頼性の担保、保証という概念について理解を得ることを目的とする。

【第1回】ガイダンス-監査とは何か
〔授業外学修〕事前:特になし
事後:授業で紹介した動画やアプリを試してみる
【第2回】監査の基礎 ドラマ「監査法人」の視聴と感想
〔授業外学修〕事前:公認会計士監査の意義と役割について考えてみる。
事後:ドラマ「監査法人」を見て疑問に思った点について調べてみる。
【第3回】監査とは何か
1.公認会計士とは何か 2.監査とは何か 3.監査の第三者性
〔授業外学修〕事前:教科書15頁~31頁を読む
事後:監査における独立性の必要性について考える
【第4回】監査の対象
1.監査の対象 2.監査とは具体的には何をするのか?
〔授業外学修〕事前:教科書32頁~40頁を読む
事後:期待のギャップを解消するための具体的方法について考える
【第5回】監査人の適格性
1.公認会計士と税理士の違い 2.監査人に求められる資質 3.監査法人とはなにか 4.日本にはくつくらいの監査法人があるのか 5.改正会計士法における無限責任の問題
〔授業外学修〕事前:教科書41頁~64頁を読む
事後:職業的懐疑心を高める方法について考える。ウェブサイト等で監査法人を調べてみる。
【第6回】監査の目的
1.経営者の社会的責任 2.監査時間と監査報酬 3.監査法人と会計事務所 
〔授業外学修〕事前:教科書65頁~83頁を読む
事後:インセンティブのねじれを解消する方法について考えてみる。
【第7回】監査の実施
1.監査のスケジュール 2.監査契約の解除 3.内部統制と構成要素 4.期末監査では何をするのか 5.監査業務の実施内容の記録・保存 
〔授業外学修〕事前:教科書84頁~107頁を読む
事後:リスク・アプローチの意義と課題について考える。監査技術を調べる。
【第8回】監査報告書
1.監査意見の四類型 2.除外事項と追記情報 3.実質的判断の要請 4.監査報告書の役割 
〔授業外学修〕事前:教科書108頁~124頁を読む
事後:気になった企業の監査報告書を読む。
【第9回】虚偽の会計情報と監査1
1.不正の概念、定義 2.米国における会計不祥事とわが国への影響 3.わが国における会計不祥事 
〔授業外学修〕事前:教科書125頁~132頁を読む
事後:企業不正を抑止、防止する方法を考える。
【第10回】虚偽の会計情報と監査2、企業の倒産と監査
2.監査人に対する不正摘発の期待
1.ゴーイング・コンサーン問題とは 2.どのくらい先まで企業の存続可能性を判定するのか 
〔授業外学修〕事前:教科書125頁~132頁を読む
事後:ゴーイング・コンサーン情報が記載されている企業を調べてみる。
【第11回】監査の品質管理
1.監査の品質、品質管理レビュー 2.PCAOBと「公認会計士・監査審査会」 3.第三者委員会 4.不正の原因とその対応 
〔授業外学修〕事前:教科書143頁~162頁を読む
事後:身近な不正について不正のトライアングルの理論を用いて検討してみる。
【第12回】公認会計士の資格制度
1.公認会計士試験制度の改革と専門職大学院 2.CPE研修(継続的専門研修)制度 
〔授業外学修〕事前:教科書163頁~175頁を読む
事後:公認会計士試験制度の望ましいあり方について考える。
【第13回】監査の国際化
1.会計・監査の2005年問題 2.国際基準と日本の基準の方向性と相違点 3.内部統制の目的と構成要素 
〔授業外学修〕事前:教科書176頁~190頁を読む
事後:企業における内部統制に関する取り組みについて調べてみる。
【第14回】監査の未来像
1.近年の企業不祥事とその対応 2.監査基準の改訂および監査における不正リスク対応基準の設定 
〔授業外学修〕事前:教科書191頁~最後まで読む
事後:財務諸表監査の社会的意義と課題を考える
【第15回】総括 
〔授業外学修〕事前:春学期に学習した内容を復習する
事後:期末試験の勉強をする
【第16回】期末試験 
テキスト・参考文献 教科書:『監査元年!12の疑問を解く これが公認会計士監査です』奥山章雄・八田進二同文舘
参考文献:『逐条解説で読み解く監査基準のポイント』八田進二・町田祥弘同文舘出版3,
『ベーシック監査論(八訂版)』伊豫田隆俊他同文舘出版
試験・評価方法 下記の達成目標に関連する期末試験およびレポートによって評価する
①公認会計士による監査の全体像を理解できる
②監査の社会的意義、役割、課題を理解できる
③情報の信頼性の担保、保証という概念について理解できるようになる
別途必要な経費
その他特記事項
科目名(英語) Auditing
使用言語 日本語

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