シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

社会政策と市場経済

開設大学 豊橋創造大学
科目コード 213201
担当教員 中野 聡(経営学部教授)
学年配当 3年
単位数 2単位
曜日 火曜
開講期間 春学期
開講時間割1 1限 09:00 ~ 10:25
教室 豊橋創造大学キャンパス
履修条件 現代ヨーロッパ経済史を履修済みであることが望ましい。講義内容がやや特殊である点に留意し、関心がある場合にのみ履修すること。
募集定員 20
募集時期 4月
開講期間 4/8~7/28
講義概要 この授業では、西欧諸国の「コーポラティズム(政労使、市民団体の協調と参加による政策形成システム)」をキーコンセプトに、西欧諸国とEUの雇用・労働市場政策、成長戦略と労使関係の現代史を学ぶ。導入部分では、社会政策と市場経済に関する基礎的な理論を概観し、後半では、特に戦後体制から1980年代以降の「ネオリベラリズム(新自由主義)の時代」または「多様な資本主義(varieties of capitalism)の時代」への転換期における社会経済政策の現代史を概観する。社会保障政策に関しては、上記テーマに関係する限りで言及する。講義における概念・理論部分と各国史、EU(欧州連合)の社会経済政策の順序と重心は、変更する場合がある。また、受講者数が少人数の場合には、同一または類似テーマのテキスト輪読に変更する場合がある。
別途指示がない限り、授業は講義(および復習レポートの作成)を中心に進める。

I 社会政策と市場経済
第1-2回 多様な資本主義論 多様な資本主義の時代(?)、ポスト・フォード主義の時代?R.ボワイエ、調整型市場経済論?D.ソスキス、現代社会の理論?A.ネグリなど
第3-5回 コーポラティズム論 コーポラティズム論?P.シュミッターとG.レームブルッフ、G.ミュルダール、収斂の終焉?J.ゴールドソープ、コーポラティズム型福祉国家論?R.ミシュラ、サプライサイド・コーポラティズムの形成?F.トラクスラー、ポスト・コーポラティズムの時代?R.オドネルとL.バッカロ、コーポラティズムの形態変化?F.トラクスラーなど

II EU(欧州連合)社会経済モデルの現在と未来【IIとIIIの順序は変更することがある】
第6-7回 EU雇用・社会政策と社会対話?機能 EU社会経済モデルのコンポーネント、EU雇用・社会政策の機能、EU雇用・社会政策の機構
第8回 EU雇用・社会政策?歴史 ローマ条約と経済統合の時代?1950-70年代、ドロールEC委員会と社会的側面の形成?1980年代、成長・雇用戦略の起源
第9回 EU雇用・社会政策?歴史 マーストリヒト条約と社会統合?1990年代、雇用・リスボン戦略の形成と展開?2000年代
第10回 欧州社会対話の制度と機能 欧州社会対話と西欧コーポラティズム、EU社会政策協議、フレクシキュリティー政策、EU情報・協議制度?EU社会経済モデルの制度的基礎など

III 西欧コーポラティズムの転換と持続【対象は適宜選択して講義】
第11回 スウェーデン 連帯賃金政策の時代、スウェーデン・モデルの形成と転換、ネオリベラリズムとポスト・コーポラティズム
第12回 イギリス イギリス社会とネオ・コーポラティズム、労使関係システムの形成、コーポラティズムの時代?形成期、コーポラティズムの時代?展開・動揺期、ネオリベラリズムの時代、第3の道と社会政策
第13回 オランダ ポルダーモデルの形成と展開、ネオリベラリズムの時代
第14回 ドイツ 社会的市場経済の時代、経営参加制度とコーポラティズム、協調行動・賃金調整とコーポラティズム、ドイツ型モデルの動揺
第15回 アイルランド コーポラティズムと地域パートナーシップ
その他、オーストリア・マクロ経済モデルの形成と展開、ネオリベラリズムの時代など

受講者数などにより、授業計画を変更することがある。
テキスト・参考文献 テキスト:特になし
参考書:
・P.シュミッター&G.レームブルッフ『現代コーポラティズム』木鐸社 1984年
・稲上毅他編『ネオ・コーポラティズムの国際比較』日本労働研究機構 1994年
・中野聡『社会的パートナーシップ』日本評論社 2018年など。
試験・評価方法 授業参加(レポートや受講態度)および試験(選択論述式)。受講者数に応じ、試験を期末レポート・小論文に変更することがある。 
別途必要な経費 特になし
その他特記事項 特になし
科目名(英語) Social Policy and the Market Economy
使用言語 日本語

pagetop