思想としてのフェミニズム:性の多様性に至る系譜を学ぶ
開設大学 | 愛知淑徳大学 |
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科目コード | 231503 |
担当教員 | 綾部 六郎 |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 15:10 ~ 16:40 |
教室 | 星が丘キャンパス55B教室 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/12~8/4 |
講義概要 | 【授業の概要】 この授業では、以下の2点にかんして関連する文献の輪読などを通じて学びます。 ・フェミニズムという思想運動がいったいなにを追求するものであるのか? ・フェミニズムの問題提起と性の多様性実現のための解放運動とはどうつながるのか? 授業のキーワード:フェミニズム・性的マイノリティ(LGBTIQ)・ジェンダー・セクシュアリティ・クィア理論 【授業の目標】 ・人類の重要な知的営為であるフェミニズムについての見通しを得ること。 ・近年、メディア上などで話題となっている性的マイノリティとかかわる問題についての正確な知識を得ること。 ・プレゼンテーションにかんする基礎的な知識を身につけ、人前で話すことに慣れること。 【授業計画】 以下の流れはあくまでも予定であり、実際の内容は受講生と調整のうえで決めます。 もし可能であれば、学外のゲスト講師によるレクチャーなどを実施する可能性があります。 詳細は授業中にお知らせします。 第1回 授業運営についてのガイダンス、レジュメ作成法の解説、担当箇所の割当てなど。 第2回 課題文献の輪読 第3章前半 第3回 課題文献の輪読 第3章後半 第4回 課題文献の輪読 第4章前半 第5回 課題文献の輪読 第4章後半 第6回 課題文献の輪読 第5章前半 第7回 課題文献の輪読 第5章後半 第8回 課題文献の輪読 第8章前半 第9回 課題文献の輪読 第8章後半 第10回 課題文献の輪読 第9章前半 第11回 課題文献の輪読 第9章後半 第12回 課題文献の輪読 第10章前半 第13回 課題文献の輪読 第10章後半 第14回 関連動画の視聴など 第15回 前回の続きおよび授業のまとめなど 【授業外学習の指示】 本授業では受講生に主体的な受講態度が求められていますので、以下のことを要求します。 ・担当者は割当箇所についてのポスターやハンドアウト(レジュメ)を作成し、プレゼンテーションの準備などをおこなう(4時間程度)。 ・非担当者は該当箇所を通読して、質問事項などを事前に準備しておく(4時間程度)。 |
テキスト・参考文献 | 【テキスト】 ・最初の課題文献には、クィア・アクティビズム――はじめて学ぶ〈クィア・スタディーズ〉のために(新ヶ江章友著花伝社)を指定しますので、各自でご準備ください。 ・もしその次の文献を読めることになった場合には、受講者と相談のうえで決定します。 【参考文献・資料】 ・授業中に適宜紹介・配付しますが、授業担当者がかかわった成果としては以下のものがあります。 クィアと法:性規範の解放/開放のために(綾部六郎・池田弘乃編著 日本評論社) セクシュアリティと法:身体・社会・言説との交錯(谷口洋幸・綾部六郎・池田弘乃編著 法律文化社) 法学セミナー第753(2017年10月)号所収の特集「LGBTと法」 |
試験・評価方法 | 【評価方法】 ・担当時のプレゼンテーションの内容や非担当時の授業態度などを含む平常点(6割) ・学期末試験の内容(4割) ・以上のほかに任意課題の提出などでも適宜加点します。 ・プレゼンテーションや課題についてのフィードバックは授業中に随時おこないます。 ★本科目ではつねに授業への積極的な参加が求められますので、さまざまな事情により欠席・遅刻・早退が多くなる、またはほかの受講生との共同作業が難しい学生が最後まで受講するのは困難であることをあらかじめご承知おきください。 |
別途必要な経費 | 学外で開催される関連イヴェントに参加する可能性がありますが、その際には往復の交通費や参加費などが必要となります。 |
その他特記事項 | 特になし |
科目名(英語) | Feminism as Thought: History toward sexual diversity |
使用言語 |