ライフサイクルと健康
開設大学 | 愛知淑徳大学 |
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科目コード | 231504 |
担当教員 | 山口 瑞生 |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 15:10 ~ 16:40 |
教室 | 星が丘キャンパス13C教室 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 9/25~1/29 |
講義概要 | 【授業の概要】 人間は年齢に伴い体型も変化し、健康も害しやすくなる。ライフサイクルにあわせた運動と健康の維持について、身近な問題をとりあげて講義する。 【授業の目標】 生活習慣や運動の重要性を理解する。自分自身の生活習慣を振り返り、健康の保持・増進につなげることができる。 【授業計画】 〇×問題です。 (1) 糖尿病が原因で失明したり、足を切断したりすることがある。 (2) 性別や年齢に関わらず、1日にアルコール20gを摂取するのが望ましい。 (3) 日本の受動喫煙対策は世界と比べて非常に進んでいる。 (4) 汗をかけば必ず体温は下がる。 (5) 加齢に伴い筋肉は自然に衰えるため、高齢者の筋トレはほとんど効果がない。 答えは、授業の中で確かめてください。 第1回 授業ガイダンス・健康とは 成績評価やレポート課題の説明をする。健康の定義・人口・死因などについて学ぶ。 第2回 生活習慣病 肥満症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症について学ぶ。 第3回 飲酒と健康 アルコール代謝と飲酒が身体に及ぼす影響について学ぶ。また、自分のアルコール耐性を調べる。 第4回 喫煙と健康 たばこの種類と喫煙が身体に及ぼす影響、受動喫煙対策について学ぶ。 第5回 食事と健康 五大栄養素の働きを学び、食品のエネルギー量を計算する。レポート課題1(食生活のチェック)の提示。 第6回 身体測定と体力テスト 身長・体重などの測定と、握力や垂直跳など教室内で実施可能な体力テストを行い、記録する。 第7回 体力 体力の定義と構成要素、新体力テストについて学ぶ。レポート課題2(体力テスト)の提示。 第8回 前半のまとめ ここまでの内容を問題形式にして解く。各問いについて復習する。 第9回 運動と健康(1) 運動と健康との関わりを学ぶ。ヒトがどのように「運動」するかを、筋肉の構造から学ぶ。 第10回 運動と健康(2) ダイエットについて学び、身体活動に伴うエネルギー消費量を計算する。レポート課題3(身体活動量調査)の提示。 第11回 トレーニングの基礎知識 トレーニングの3原理・5原則とレジスタンストレーニングの効果を学ぶ。 第12回 熱中症 実際の症例を交えて、ヒトの体温調節の仕組み、熱中症が発生するメカニズムとその予防法を学ぶ。 第13回 運動とメンタルヘルス ストレスの定義と心の反応、その解消法を学ぶ。 第14回 運動・スポーツとの関わり 子どもから大人になるまで、運動やスポーツとどのように関わるかを学ぶ。 第15回 まとめ ここまでの内容を問題形式にして解く。 【授業外学習の指示】 復習に十分な時間を割くこと。ただ専門用語を覚えるだけではなく、具体例を挙げながら自分で説明できるようにする(1.5時間程度)。 レポート課題では、自身の大学生活における食生活や身体活動量、体力の現状を記録し、具体的なエネルギー消費量や身体活動量を計算する。それぞれのレポート課題に十分に時間を割くこと(7.5時間程度)。 |
テキスト・参考文献 | 【テキスト】 テキストは特に指定しない。 【参考文献・資料】 資料としてプリントを配布する。そのほかの参考資料については適宜紹介する。 |
試験・評価方法 | 筆記試験(70点・記述式、持ち込み不可)、授業内レポート(15回×1点)、レポート課題(3回×5点)にて評価する。 毎回授業の始めの方で授業内レポートを実施する。その内容を集計し、次回の授業の冒頭で紹介する。 レポート課題は、それぞれ採点した後、希望者に返却する。 総合的な評価と点数は、希望者に個別に開示する。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 特になし |
科目名(英語) | Life Cycle and Health |
使用言語 |