生体機能科学
開設大学 | 名古屋工業大学 |
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科目コード | 240330 |
担当教員 | 花井 淑晃(工学研究科准教授) 他 |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 7限,8限 14:40 ~ 16:10 |
教室 | 御器所キャンパス5214教室 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 10/4~2/14 |
講義概要 | 【授業実施方法】対面 【授業の目的・達成目標】 生体が示す特有な反応が生命現象であるが、生命現象を科学するためには生体が示すしくみ(機能)を理解する必要がある。本講義は、生体のもつ基本的なしくみを学習し、生命現象を学ぶための基礎を提供するものである。内容は、下記のテーマに従って、複数教官がオムニバス形式で講義する。 1. 酸素と栄養素の運搬を理解する。 2. 神経とホルモンを介しての生体の調節を理解する。 3. 栄養分をエネルギーに変換するしくみを理解する。 4. 外部と内部情報の獲得を理解する。 5. タンパク質の生合成過程と工学的利用法を理解する。 【授業計画】 1. 血液(血液成分、循環と移動、尿生成と腎臓、血液凝固、免疫と解毒) 2. 体液(組織液およびリンパ、酸と塩基平衡、生理反応と酸と塩基平衡) 3. 呼吸(肺と換気調節、ガス交換、呼吸困難、生理反応と呼吸) 4. 循環系(心臓と血管、心臓と神経支配、循環の神経調節) 5. 消化、吸収(消化、吸収過程と作用、栄養素) 6. 代謝(エネルギー代謝、抗酸化物質、生理反応とエネルギー代謝) 7. 体温と発汗調節(体温調節、環境と体温調節、発汗調節、体温調節の異常) 8. 内分泌とホルモン(内分泌の概念、ホルモンの合成、分泌、生理反応とホルモン) 9. 骨格筋(骨格筋の収縮特性、筋のエネルギー、筋と神経支配、疲労) 10. 骨(骨構造、骨代謝、骨粗鬆症、生理反応と骨代謝) 11. 神経系(神経細胞とシナプス、末梢神経系、中枢神経系、生理反応と神経系の影響) 12. 感覚器(平衡感覚,視覚、嗅覚、聴覚、味覚) 13. アミノ酸とタンパク質の構造および生合成 14. 生体高分子(核酸、タンパク質など)の工学的利用法 15. 総括+試験・授業評価 |
テキスト・参考文献 | 教科書:各教員が教材を準備する |
試験・評価方法 | 試験により評価する。本講義は3(4)人の教員によるオムニバス形式であるので各教員は100点満点で採点し、平均値が60点以上で合格とする。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 【事前・事後学習の指示】 事前学習:担当教員が準備した教材により予習を行う(120分) 事後学習:授業ノートにより復習する・課題が提示された場合は課題を行う(120分) 【履修にあたっての注意事項】 今年度の講義はすべて対面による実施となります。 ※複数の教員で講義を担当します ※学科により担当教員がことなります。 ※各教員の担当の初回に成績評価の方法について説明があります。 ※他の学科のコースを受講してもかまいませんが、途中で変更することはできません。 |
科目名(英語) | Applied Biosciences |
使用言語 |