シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

映像史とアーカイブ

開設大学 名古屋文理大学
科目コード 214305
担当教員 青山 太郎
学年配当 3年
単位数 2単位
曜日 木曜
開講期間 前期
開講時間割1 1限
教室 F301FLOSホール
募集定員 5
募集時期 4月
開講期間 4/6~7/26
講義概要 科目概要
「映像」は20世紀以降さまざまなメディアを通じて私たちの文化や生活を形作っている。本講義は、映画誕生以前から今日至るまでに多様な発展を遂げてきた「映像」の歴史を概観しつつ、そうしたイメージの蓄積を利活用するための基礎的な知識を学ぶ。
到達目標
1.今日の映像文化を多角的な視点から読み解くための基礎知識を身につける
2.加速度的に発展し続ける情報社会のなかに潜むさまざまな問題に対応するデザイン・リテラシーとしてさまざまな映像アーカイブを利活用する視座を身につける。
授業計画
1.イントロダクション|映像史・メディア史を振り返る意義について、デザイン・リテラシーという観点から考える。
【キーワード】映像史、メディア史、デザイン・リテラシー
2.映画前史および初期映画について|エジソンやリュミエール兄弟による「映画の発明」以前の映像(写真)技術・文化について理解する。また、発明当初作られていた初期映画がどのようなものであるかを技術・文化の両面から考える。
【キーワード】連続写真、視覚玩具、キネトスコープ、シネマトグラフ
3.古典映画について(1)|D.W.グリフィス以降の古典映画の歴史を概観していく。ここでは特に第二次世界大戦以前のアメリカ、ソ連、ドイツ、フランスの映画史を確認し、映像と物語の接続について考える。
【キーワード】古典映画、物語、コンティニュイティ、モンタージュ
4.古典映画について(2)|D.W.グリフィス以降の古典映画の歴史を概観していく。ここでは特に第二次世界大戦以前のアメリカ、ソ連、ドイツ、フランスの映画史を確認し、映像と物語の接続について考える。
【キーワード】古典映画、物語、コンティニュイティ、モンタージュ
5.戦後映画について|1940年代以降の映画史を概観していく。ここでは、イタリア、フランス、アメリカ、日本の歴史を取り上げてみていき、ポスト古典映画の特徴を考える。
【キーワード】リアリズム、ヌーベル・ヴァーグ、ブロック・バスター
6.アニメーションの発達について|映画技術以前のさまざまな視覚玩具の事例を確認しながら、アニメーション技術がどのように発達してきたかを考える。
【キーワード】アニメーション、視覚玩具、フェナキストスコープ、ゾートロープ
7.ドキュメンタリー映画について|リュミエール以来の映画史をドキュメンタリーという観点で読み解き直し、記録すること、語ることの方法論的問題について考える。また、それを見返すという行為の意味についても考える。
【キーワード】ドキュメンタリー、映像人類学、ヴィジュアル・エスノグラフィ
8.科学と映画の関係について|映像の発達の歴史には、アートやエンタテインメントとの関わりだけでなく、科学との深い結び付きがある。観察、分析、シミュレーションといった多様な目的のために用いられている映像について考える。
【キーワード】科学映画、医学、身体、シミュレーション
9.ナショナルメディアとしてのテレビについて|映画とは異なる歴史的文脈の中で発達してきたテレビの技術と文化を概観し、テレビというメディアについて理解する。特のこの回では1980年代以前のナショナルなメディアとしてのテレビを考える。
【キーワード】テレビ、放送、ナショナリティ、コミュニティ
10.パーソナル化時代のテレビについて|映画とは異なる歴史的文脈の中で発達してきたテレビの技術と文化を概観し、テレビというメディアについて理解する。特のこの回では1980年代以降の「ネオTV」という概念とアイドル表象を手がかりにテレビ文化を考える。
【キーワード】テレビ、放送、通信、パーソナル化、ネオTV
11.個人映像について|戦前の小型映画から20世紀後半の8mm自主映画やホームビデオ、今日のYouTubeといったいわゆる「個人映像」の歴史を概観し、そうした歴史的文脈の意味や記録された映像の価値について考える。
【キーワード】小型映画、ホームビデオ、YouTube
12.インターネットと映像の関係について|インターネットを中心とするデジタルテクノロジーの発達によって映像文化は急速に変容を遂げていると言える。その特徴と今後の可能性について考える。
【キーワード】YouTube、インターネット、配信・通信、デジタルサイネージ、Vtuber
13.映像のアーカイブをめぐって(基礎編)|生活の隅々まで映像に取り囲まれた今日の私たちの社会において、多様化し続ける映像と私たち人間との距離、文化との関係をアーカイブ研究を手がかりに考える。
【キーワード】アーカイブ、アナログとデジタル
14.映像のアーカイブをめぐって(応用編)|生活の隅々まで映像に取り囲まれた今日の私たちの社会において、多様化し続ける映像と私たち人間との距離、文化との関係をアーカイブ研究を手がかりに考える。
【キーワード】アーカイブ、アナログとデジタル
15.著作権とクリエイティブ・コモンズについて|映像史・映像アーカイブを活用していく上で必須となる著作権やクリエイティブ・コモンズについての知識や思想を学ぶ。
【キーワード】著作権、クリエイティブ・コモンズ
テキスト・参考文献 『映像文化の社会学』長谷正人、有斐閣、9784641174245
試験・評価方法 定期試験(70%)、小テスト(30%) 用語説明と小論文により授業内容についての理解を評価する。小テストは10点満点のものを3回程度、授業時間内に実施する。
別途必要な経費 なし
その他特記事項
科目名(英語)
使用言語 日本語

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