現代社会と福祉Ⅰ
開設大学 | 中京大学 |
---|---|
科目コード | 242703 |
担当教員 | 中嶌 洋(現代社会学部教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 11:10 ~ 12:40 |
教室 | 豊田キャンパス |
履修条件 | 特になし |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/26 |
講義概要 | 本講義では、社会福祉領域を基礎分野としつつも、問題の多様化・高度化・複合化を踏まえ、人々が協同し、包括的ケアを展開できるようにするための仕組みや方法を学ぶことと目的とします。その際、単に顕在化した問題への対応方法を検討するだけではなく、潜在化した問題や制度的不備により漏れ落ちていく、所謂「制度の狭間問題」にも着目します。社会福祉の原理、社会福祉の歴史、現代社会の問題、社会福祉の思想と哲学、社会福祉の理論、社会福祉の機能、福祉政策における財政、福祉政策の供給と利用、関連政策の動向、社会福祉の国家比較、最後の一人の生存権の順に基礎的事項を押さえていきます。こうした社会福祉の基礎を過去から現在という時間軸を意識しながら学び取り、対人関係が希薄化が進む昨今、つながり・きずな・思いやりを強化するために必要なことを各人に問い直します。こうすることで、各学生が地域や社会の担い手として、これらか取り組むべきことを主体的に考え、行動につなげるためには何を身につけなければならないのかを各自が考え、深められる機会にしたいと考えています。 本講義の目的は次の通りです。 1.社会福祉にとは何かについて原理的に理解し、説明できる。 2.社会福祉の歴史的事項について理解し、説明できる。 3.現代の国内外における社会問題を理解し、その対応方法を考えることができる。 4.社会福祉の理論を理解し、説明できる。 福祉政策の財政や供給を理解し、今後のあり方を構想することができる。 |
テキスト・参考文献 | 岩崎晋也・金子光一・木原活信編著『社会福祉の原理と政策』ミネルヴァ書房、2020年。 |
試験・評価方法 | 定期試験70%、平常点30% |
別途必要な経費 | 特になし。 |
その他特記事項 | 毎回、リアクションペーパーを書いてもらいます。適宜、個人ワークまたはグループディスカッションを行います。テーマは別途指示します。積極的に授業に参加してください。質問事項については、必要に応じて対応しますので、事前にアポイントメントをとってください。 |
科目名(英語) | Principles of Welfare Ⅰ |
使用言語 |