研究概論(東アジア社会)
開設大学 | 愛知県立大学 |
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科目コード | 240521 |
担当教員 | 小座野 八光(外国語学部准教授) |
学年配当 | 1年, 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜日 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 未定 |
開講時間割1 | 5限 16:10 ~ 17:40 |
教室 | 長久手キャンパス |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~8/2 |
講義概要 | 研究概論(東アジア社会) マレー世界の国民国家とエスニシティ インドネシアの国内では、多くのエスニックグループが独自の個性を発揮している。本講ではまずインドネシアを構成するジャワ、スンダなどの各エスニシティについて、言語、宗教、さらに相続・婚姻・居住の形態などに注目しながら考察したい。次いで現在のマレーシア、シンガポールなどを包含する海洋交易圏マレー世界の主人公ムラユ(マレー)人と、19世紀の植民地化プロセスの中で大量に流入する中国系、インド系について概観する。そのうえで、20世紀初頭に姿を現したさまざまな民族主義のあり方と、現在に連なる「インドネシア」意識の形成について論じることとする。 以下の手順で通常の講義形式をとる。 1. インドネシア国内各地のエスニックグループについての考察。 2. ムラユ(マレー)人と外来系エスニックグループ(中国系・インド系内の各サブグループ)についての考察。 3. 民族主義の系譜とインドネシア人意識の形成についての考察。 |
テキスト・参考文献 | 講義に先立って、電子データ形式のプリント類を配布する。 |
試験・評価方法 | 期末課題を評価の中心とする。 期末課題(95%)、宿題、小課題等提出物(5%)。 |
別途必要な経費 | 特になし。 |
その他特記事項 | 高校の世界史(欧米、アジアともに)の近現代史部分の知識が必要となる。よく復習しておくこと。 講義で新たに学んだ内容について、当日中に復習して知識として整理しておくこと。 |
科目名(英語) | Lecture (International Politics) |
使用言語 |