シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
募集時期

日本文化学入門

開設大学 南山大学
科目コード 294428
担当教員 濱田 琢司(人文学部教授 )
学年配当 1年, 2年, 3年, 4年
単位数 2単位
曜日 火曜, 金曜
開講期間 春学期
開講時間割1 3限 13:30 ~ 15:00
教室 G28教室
募集定員 10
募集時期 4月
開講期間 6/7~7/28
講義概要 【副題】
芸術・音楽における表現と「日本らしさ」

【授業概要】
 この授業は講義形式で行われます。
 日本文化学には、例えば、「日本文化」とは何か?、「日本文化」の本質とは何か?、といったことを考えるというアプローチも存在します。一方で、そうした本質論ではなく、様々な場において、「日本文化」や「日本らしさ」の名のもとに、どのようなことが語られているのか?という点を考えるというアプローチも存在します。
 本講義は、後者のアプローチを採用し、近代における伝統文化の取り扱い、近現代の日本の芸術表現、ポピュラーミュージックも含む音楽表現等を事例とし、例えば、モダニズム建築の設計思想のなかにすり込まれた「日本的伝統」や古典音楽の近代化の過程、あるいはロックの日本語化の過程で検討された「日本らしさ」とは、いったいどのようなものであったのか?を考えます。こうした考察を通して、比較的卑近な事例の中に偏在する日本文化学の「始点」を意識し、また、対象に対して、どのような視点からアプローチすれば、それを日本文化学として分析することができるのかも同時に学びます。

【到達目標】
・日本文化に関わる事象を学術的見地に立って検討することができる。
・芸術や音楽における表現と「日本らしさ」の関わりについて、多面的に理解することができる。
・「日本文化学」における、様々な考察の視点やその手法を把握できている。
・自身の日常の中に「日本らしさ」を巡る分析の様々な端緒があることを理解できている。

【授業計画】
1. 学問対象としての「日本文化」―イントロダクション―
2. 文化・芸術的表現と「日本らしさ/伝統性」についての研究を考える
3. 「無用ノ長物」としての名古屋城―名古屋城の価値づけをめぐって(1)―
4. 「日本的なもの」の価値化―名古屋城の価値づけをめぐって(2)―
5. 南山大学から考える日本文化―アントニン・レーモンド(1)―
6. モダニズム建築と「日本らしさ」―アントニン・レーモンド(2)―
7. 擬洋風建築と闖入者としての「日本的もの」
8. 伝統邦楽の改良と「日本らしさ」―邦楽の近代(1)―
9. 「新日本音楽」の試みと「日本らしさ」―邦楽の近代(2)―
10. 「日本らしさ」の再発見―邦楽の近代(3)―
11. 新時代の文化創造と日本的伝統―近代期の宝塚歌劇―
12. 「日本語ロック論争」をめぐって―はっぴいえんどと「日本語ロック」(1)―
13. 邦楽と言葉―はっぴいえんどと「日本語ロック」(2)― 
14. はっぴいえんどの「日本語ロック」から考える―はっぴいえんどと「日本語ロック」(3)―
15. 「日本文化学」とは何か?

【授業時間外の学習 (準備学習等)】
・初回講義までに、文化・芸術的表現に関する問題と「日本文化学」の関わりについて考えておくこと。
・2回目以降の講義については、毎回、前回の講義内容を再確認しておくこと。
・事前にテキストを配布し、予習を促す回もある。その折は必ず指示に従うこと。
テキスト・参考文献 プリントを配布します。
必要な参考文献については、適宜指示します。
試験・評価方法 定期試験が80%、講義期間中課題が20%(※WebClassを通して数回のミニレポートを課す)
別途必要な経費
その他特記事項 ※この科目は南山大学のアカウント取得が必要です。授業時間外に1時間ほどガイダンスを実施します。
科目名(英語) Introduction to Japanese Language and Culture
その他 <お問い合わせ先>
 南山大学・教務課
 tel.  :052-832-3117
 メール:n-kyomu@nanzan-u.ac.jp

pagetop