音楽療法総論Ⅰ
開設大学 | 名古屋音楽大学 |
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科目コード | 243303 |
担当教員 | 猪狩 裕史(音楽学部准教授) |
学年配当 | 1年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 未定 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:40 ~ 12:10 |
教室 | C号館202 |
履修条件 | 特になし |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/4~7/29 |
講義概要 | <テーマ> この授業では、音楽療法の入門として、音楽療法の定義とその視点、多様な対象者と実践例について触れる。 <到達目標> この授業を履修することで学生は; 1. 音楽療法の定義とその視点について理解する。 2. 音楽療法における音楽の型と、音楽が持つ臨床的機能について理解する。 3. 音楽療法の多様な対象者とその実践例について理解する。 <授業計画> *授業内容は、その進行の度合いや状況によって適宜シラバスから変更される。 1回:ガイダンス:シラバス(講義内容と目標)の確認。「音楽療法とは?」 2回:音楽療法とは「音楽療法を知る」第2、3章(pp. 21-24) 3回:音楽療法の臨床実践「音楽療法入門Ⅰ」第1章 4回:音楽の機能「音楽療法を知る」、第1章「音楽療法入門Ⅰ」第3章(pp. 90-116) 5回:多様な対象者と実践例(身体障害)*配布プリント「音楽療法入門Ⅱ」第6章 6回:多様な対象者と実践例(感覚障害)*配布プリント「音楽療法入門Ⅲ」第13章 7回:多様な対象者と実践例(脳外症)「音楽療法を知る」第4章(pp. 129-131) 8回:多様な対象者と実践例(神経疾患)「音楽療法を知る」第3章(NMT: pp. 29-39)第4章(pp. 132-135) 9回:音楽経験の型と実践のレベル *配布プリント「音楽療法を定義する」第13章「音楽経験の型:音楽療法の4つの主要な手法」(pp. 121-134)※課題1提出期限 10回:多様な対象者と実践例(児童)「音楽療法入門Ⅰ」第4章(pp. 127-148)、「音楽療法を知る」第4章(pp. 92-111) 11回:多様な対象者と実践例(児童)「音楽療法入門Ⅰ」第5章、「音楽療法を知る」第3章(NRMT: pp. 55-60) 12回:多様な対象者と実践例(成人)「音楽療法を知る」第3章(AMT: pp. 40-45)第4章(pp. 148-150) 13回:多様な対象者と実践例(成人)「音楽療法を知る」第3章(GIM: pp. 62-69)第4章(pp. 150-152) 14回:定期試験 ※課題2提出期限 15回:定期試験のフィードバック |
テキスト・参考文献 | 《No.1》 書籍名:音楽療法を知る-その理論と技法- 著者名:宮本啓子、二俣泉(編著) 出版社:杏林書院 《No.2》 書籍名:<第3版>音楽療法入門Ⅰ 著者名:デイビス、グフェラー、タウト(編著)栗林文雄(監訳) 出版社:一麦出版 その他、必要に応じて適宜授業にて配布する。 プリント ブルシア「音楽療法を定義する」第13章「音楽経験の型:音楽療法の4つの主要な手法」(pp. 121-134) |
試験・評価方法 | ・出席点(出席2点)で総合成績の30%とする。それとは別に無断遅刻の場合は1%、無断欠席の場合は2%の減点とする。 ・提出物 15% x 2=30%。 課題1:「身体障害」「感覚障害」「脳外症」「神経疾患」の講義と読み物課題からいずれか一つについてまとめと感想を期限までに提出する。 課題2:また「児童」「成人」の講義と読み物課題からいずれか一つについてまとめと感想を期限までに提出する。 ・期末テスト40% |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 履修条件:音楽療法について学ぶ意欲を持っていること。 学生は予習として、次回講義範囲を事前に教科書で読んでおくこと(30分程度)。 復習は、授業内で話し合われた内容を深めるために、その日に討議した教科書部分を読み直す(15分程度)。 |
科目名(英語) | Introduction to Music Therapy 1 |
使用言語 |