音楽療法総論Ⅱ
| 開設大学 | 名古屋音楽大学 |
|---|---|
| 科目コード | 243304 |
| 担当教員 | 猪狩 裕史（音楽学部准教授） |
| 学年配当 | 1年 |
| 単位数 | 2単位 |
| 曜日 | 未定 |
| 開講期間 | 秋学期 |
| 実施形式 | 対面 |
| 開講時間割１ | 3限 13:00 ～ 14:30 |
| 教室 | C号館202 |
| 履修条件 | 特になし |
| 募集定員 | 5 |
| 募集時期 | 4月, 9月 |
| 開講期間 | 9/9～1/10 |
| 講義概要 | ＜テーマ＞ この授業では音楽療法の入門として、音楽療法の定義とその視点、多様な対象者と実践例、音楽療法の治療プロセス、関連する話題について触れる。 ＜到達目標＞ この授業を履修することで学生は; 1. 音楽療法における対象者について理解する。 2. 多様な対象者とした音楽療法の実践について理解する。 3. 音楽療法の治療プロセスについて理解する。 4. 音楽療法士の専門性、実践のレベル、倫理について理解する。 ＜授業計画＞ ＊授業内容は、その進行の度合いや状況によって適宜シラバスから変更される。 1回：ガイダンス:シラバス(講義内容と目標)の確認。「健康とは」「音楽療法とは」 2回：多様な対象者と実践例（未熟児）「音楽療法入門Ⅱ」、第11章(pp. 254-257) 3回：多様な対象者と実践例（医療）「音楽療法入門Ⅱ」、第11章(pp. 257-272) 4回：多様な対象者と実践例（ホスピスと緩和ケア）「音楽療法入門Ⅲ」、第12章 *配布プリント「音楽療法を知る」第４章(pp. 136-137)※課題１提出期限 5回：多様な対象者と実践例（高齢者） 「音楽療法入門Ⅱ」第7章 6回：多様な対象者と実践例（成人精神疾患）「音楽療法入門Ⅱ」第 8 章(pp. 105-124)※課題２提出期限 7回：心理療法のアプローチと音楽療法 「音楽療法入門Ⅱ」第 8 章(pp. 124-155) 「音楽療法入門Ⅲ」第 15 章パート2(pp. 190-207) 8回：多様な対象者と実践例（矯正的精神科）「音楽療法入門Ⅱ」第 9章(pp. 105-124)」 9回：音楽療法の治療プロセス 「音楽療法入門Ⅲ」第 15 章パート１(pp. 137-155) ※課題３提出期限 10回：コミュニティ音楽療法 11回：音楽療法のアプローチ「音楽療法入門Ⅲ」第 15 章パート2(pp. 171-190) ※課題４提出期限 12回：音楽療法士の専門性「音楽療法入門Ⅲ」第 15 章パート１(pp. 161-165) *配布プリント「音楽療法入門Ⅰ」第 1 章(pp. 31-34) 13回：音楽療法における倫理「音楽療法入門Ⅲ」第 15 章パート１(pp. 155-161) 14回：定期試験 15回：定期試験のフィードバック |
| テキスト･参考文献 | 《No.1》 ※必携 書籍名:<第3版>「音楽療法入門」II 著者名:デイビス、グフェラー、タウト(編著)栗林文雄(監訳) 出版社:一麦出版社 《No.2》 ※必携 書籍名:<第3版>「音楽療法入門」III 著者名:デイビス、グフェラー、タウト(編著)栗林文雄(監訳) 出版社:一麦出版社 《No.3》 書籍名:<第3版>「音楽療法入門」I 著者名:デイビス、グフェラー、タウト(編著)栗林文雄(監訳) 出版社:一麦出版社 《No.4》 書籍名：音楽療法を知る-その理論と技法- 著者名：宮本啓子、二俣泉（編著） 出版社：杏林書院 ブルシア『音楽経験の型』『健康を促進するために』（授業内配布プリント） 猪狩裕史『名古屋音楽大学における提出書類の体裁：米国心理学会の書式(APA style)を参考に』（初年次教育資料） |
| 試験・評価方法 | ・出席点(出席2点)で総合成績の30%とする。それとは別に無断遅刻の場合は1%、無断欠席の場合は2% の減点とする。 ・提出物 10% x 4=40％ 課題１：「未熟児」「医療」の講義と読み物課題からいずれか一つについてまとめと感想を期限までに提出する。 課題２：「ホスピスと緩和ケア」「高齢者」の講義と読み物課題からいずれか一つについてまとめと感想を期限までに提出する。 課題３「成人精神疾患」「矯正的精神科」の講義と読み物課題からいずれか一つについてまとめと感想を期限までに提出する。 課題４「コミュニティ」の講義と読み物課題からいずれか一つについてまとめと感想を期限までに提出する。 ・期末テスト30% |
| 別途必要な経費 | 特になし |
| その他特記事項 | 履修条件：音楽療法について学ぶ意欲を持っていること。音楽療法総論Iを受講していることが望ましい。 学生は予習として、次回講義範囲を事前に教科書で読んでおくこと（30分程度）。 復習は、授業内で話し合われた内容を深めるために、その日に討議した教科書部分を読み直す（15分程度）。 |
| 科目名（英語） | Introduction to Music Therapy 2 |
| 使用言語 |
