日本の思想Ⅰ
開設大学 | 愛知学院大学 |
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科目コード | 241007 |
担当教員 | 林 淳(文学部客員教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 11:10 ~ 12:40 |
教室 | 日進キャンパス |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/5~7/22 |
講義概要 | 本講義は、江戸時代における統治権力と宗教勢力との関係の変化を通時的に究明するものである。江戸幕府はキリスト教を禁制し、その禁制を維持するために寺請制度をつくりあげた。それによって全国民は、寺院の檀家になった。そのことを前提にして儒教、神道も展開した。仏教が制度的な安定を保障されていたために、授業、神道は反仏教の立場をとった。キリシタンの時代から幕末までの統治権力の宗教勢力との関係を考察する。 1.地理上の発見と日本 2.ヨーロッパの近世 3.ザビエルの活動 4.中国の宣教師 5.豊臣秀吉の伴天連追放令 6.徳川家康の政策と天草島原の乱 7.遠藤周作の『沈黙』を読む 8.仏教と神道と儒教 9.荻生徂徠の政談 10.自然科学の発展 11.本居宣長と上田秋成の論争 12.伊能忠敬とシーボルト事件 13.権力の動揺と民衆宗教の台頭 14.平田篤胤の危機神学 15.廃仏のはじまり |
テキスト・参考文献 | |
試験・評価方法 | 毎回の授業態度50%、定期試験50% |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | Japanese Thought Ⅰ |
使用言語 |