日本の思想Ⅱ
開設大学 | 愛知学院大学 |
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科目コード | 241008 |
担当教員 | 林 淳(文学部客員教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 秋学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 11:10 ~ 12:40 |
教室 | 日進キャンパス |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 9/14~1/17 |
講義概要 | 本講義は、近代の政治権力と宗教の関係を扱う。政治権力が宗教を弾圧することは、世界の歴史上によくあることである。日本でも、江戸幕府のキリシタン禁制、明治維新の廃仏毀釈、戦時中の不敬罪施行は、国家権力による宗教への弾圧の実例である。敗戦後、日本では政教分離と信心の自由が憲法によって保証されるようになって宗教弾圧の時代は終わった。日本人の多くが自分のことを無宗教と思うのは、こうした宗教史の紆余曲折の結果ではなかろうか。 1.日本人の無宗教 2.幕末から明治維新へ 3.明治政府の宗教政策 4.肉食妻帯と太陽暦 5.教導職の時代 6.明治憲法と信教の自由 7.キリスト教の展開 8.教育勅語と内村鑑三の不敬事件 9.大逆事件と社会主義 10.近代の日蓮主義 11.天皇制と学問 12.現人神と宗教弾圧 13.敗戦と日本社会の転換 14.神々のラッシュアワー 15.1980 年以降の宗教状況 |
テキスト・参考文献 | |
試験・評価方法 | 授業への参加態度50%、定期試験50%で評価 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | Japanese Thought Ⅱ |
使用言語 |