ジェンダー・セクシュアリティ論B
開設大学 | 椙山女学園大学 |
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科目コード | 242406 |
担当教員 | 藤原 直子(人間関係学部教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:50 ~ 12:20 |
教室 | 日進キャンパス 人間関係学部5号棟306教室 |
履修条件 | 女子学生に限る。 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 9/21~1/25 |
講義概要 | 【授業テーマ】 現代社会におけるジェンダー、セクシュアリティをめぐる諸問題 【授業の到達目標/育成する能力】 現代社会における性をめぐる諸問題を発見し、解決しようとする態度を養う。そのために、ジェンダー、セクシュアリティに関する知識・理解を深め、説明できるようになる。さらに、ジェンダー平等とセクシュアリティの多様性という視点を、性に関わる人権侵害の問題を理解し、解決するための思考と態度を身につける。/[知識・理解][態度・志向性] 【授業内容】 ジェンダーやセクシュアリティをめぐる諸現象を分析し理解を深める。 この講義では、これまでに蓄積されたジェンダー論・セクシュアリティ論を理解したうえで、具体的な事象・トピックを取り上げ、現状としてどのような問題が提起されているのかとともに、自分自身の問題として「性」と「生」について考察する。以下のようなトピックを取り上げる予定である。[1]性の多様性という側面から、性別違和、同性愛/異性愛、セクシュアリティとアイデンティティ形成について考察し、[2]現代社会におけるジェンダー構造という側面から、性差別や性暴力について考え、[3]多様なライフスタイルという観点から子を持つことについて考察する。 【授業計画】 1.性に関する基本的概念を理解する 2.日常生活世界におけるジェンダーの諸相 3.ジェンダーの多様性:現代社会における性別二元制 4.性に関するアイデンティティの諸相 5.ゲスト・スピーク:性別違和と医療 6.ゲスト・スピーク:性の多様性を知る 7.性別違和について考える 8.セクシュアリティの多様性:性的指向に関する理解を深める 9.セクシュアル・マイノリティをめぐる社会的課題 10.ゲスト・スピーク:セクシュアル・マイノリティの支援のために 11.現代社会におけるカップルの法的保障:婚姻の平等 12.ゲスト・スピーク:性暴力について考える 13.デートDV、セクシュアル・ハラスメント 14.子をもつということ 15.まとめ 【授業の進め方】 講義形式。必要に応じてDVD教材を使用。 授業後半にコメントシートへの記入を課す。 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 指定しない 【参考書】 参考書は授業中に適宜指示する。 |
試験・評価方法 | 授業時のコメント用紙への記載内容40%、定期試験レポート60% <評価の観点> ・基本的概念を理解している。 ・課題の理解、内容の論理性、日本語の正しさ、レポートの体裁 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【担当教員メッセージ(受講生に望むこと)】 これまで知らなかった、考えたことなかったという新たな気づきがあるかもしれません。この科目の学修を通して、個々人が生きていく社会そして日常生活世界にジェンダーがどれほど影響しているのか見出すことができます。学ぶことの楽しさと苦しさを味わい、じぶんの生き方やジェンダーを見つめ、個々人が直面する課題を解決するための知識・態度を身につけてください。 【履修上の注意】 女子学生に限る。 【事前・事後学修】 ・事前学修:授業に関わるテーマについて、新聞等のメディアからの情報をチェックしておくこと(1時間) ・事後学修:ジェンダーやセクシュアリティに関わる最新の出来事や問題について自分の考えを深めること(1時間) |
科目名(英語) | Gender and Sexuality Studies B |
使用言語 |