哲学B
開設大学 | 大同大学 |
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科目コード | 242602 |
担当教員 | 服部 文彦(教養部教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 未定 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/30~1/27 |
講義概要 | テーマは、多様な価値観に触れ、それらを相対化できる視座を獲得しよう、です。哲学の中でも倫理学および人生論を中心に進めます。 前半はイタリア・ルネサンスを代表する思想家ニッコロ・マキァヴェッリが著わした『君主論』(1513)の数章を読解し、世にいうマキャベリズムと彼の実際の見解とのズレを確かめます。 後半は、日常生活に生ずる典型的ないくつかのジレンマを取り上げ、これまでに人類がいかに次の判断、選択、行動を導いてきたか、「幸福」「自由」「美徳」の三つの軸を中心に考えてみようと思います。 1) シラバス説明と学修到達目標の確認 2) ルネサンスの時代背景 3) マキァヴェッリ導入、理想と現実 4) 愛と恐れ(第17章) 5) 見かけと実質(第18章) 6) 知と力(第6章) 7) 自由と運命(第25章) 8) マキァヴェッリ評価の歴史 9) 中間のまとめ 10) ジレンマの世界 11) ジレンマの突破口―「幸福」という物差し 12) ジレンマの突破口―「自由」という物差し 13) ジレンマの突破口―「美徳」という物差し 14) 道徳性の起源と現代の倫理的課題 15) 全体のまとめ |
テキスト・参考文献 | 必読資料およびプリントを適宜配布する。 |
試験・評価方法 | ◇成績は以下の3項目を点数化し、配点比率に従って加算し得点とする。 ア)授業中の小作文 25% イ)中間テスト 25% ウ)期末試験(小論文含む) 50% ◇詳細は初回のシラバス配布時に各自確認すること。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | |
使用言語 |