人間と倫理
開設大学 | 名古屋大学 |
---|---|
科目コード | 240107 |
担当教員 | 鈴木 真(准教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 秋学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:30 ~ 12:00 |
教室 | アジア法交流館2Fレクチャールーム1 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 10/2~2/5 |
講義概要 | 【講義題目】 規範倫理学の基礎 【授業の目的】 本授業では、規範倫理学の諸問題について入門的な検討を行います。この検討によって、自分の考え方を問い直すことがこの授業の目的です。 【到達目標】 規範倫理学の初歩を学び,自分で倫理の問題について思考できるようになることが到達目標です。 【授業形式】 原則的に対面で実施します。 【授業の内容や構成】 各回の内容(予定) 1. 規範倫理学への導入 2. 功利主義への導入 3. 功利主義への批判と応答 4. 義務論(1):多元主義的義務論 5. 義務論(2):カントの一元的義務論 6. 契約説(1) 7. 契約説(2) 8. 「自然権」 9. 利己主義 10. 道徳の理由 11. 自由 12. 徳と悪徳(1) 13. 徳と悪徳(2) 14. 規範倫理学の方法論 15. 動物の道徳的地位、まとめ |
テキスト・参考文献 | 伊勢田哲治『動物からの倫理学入門』名古屋大学出版会,2008年 参考文献については、授業内で紹介します。 |
試験・評価方法 | ―方法― (A)平常の授業への取り組み(小テストのでき、討論への積極的な参加)の程度と、(B)期末課題の成績を合わせて評価します。(A)は75%、(B)は25%として算入します。 ―基準― 平常の授業においては、(1)規範倫理学の問題意識とそれに関する様々な立場を理解できているか、(2)それらの立場に関する論争を理解したうえで討論できるか、ということを評価の基準とします。期末課題においては、(1’)上記のような理解を達成できているかどうか、および(2’)そのうえで自分の意見をきちんとした理由とともに示すことができているかどうか、を評価の基準とします。 60点以上を合格とします。 |
別途必要な経費 | ありません。 |
その他特記事項 | 【履修条件】 履修要件はありません。 【課外学習当等】 事前学習としては、次回の授業で学ぶテキストの箇所を熟読し、疑問点がないか考えておくこと 事後学習としては、授業の復習をしつつ、指示された参考書を積極的に読んでいくこと 【連絡方法】 教員への連絡については、以下のアカウントにメールしてください([at]を@に置き換えて)。 suzuki.makoto.a0[at]f.mail.nagoya-u.ac.jp |
科目名(英語) | Humans and Ethics |
使用言語 |