ファシリテーター養成講座
開設大学 | 愛知淑徳大学 |
---|---|
科目コード | 251502 |
担当教員 | 黄 璐 |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 15:10 ~ 16:40 |
教室 | 星が丘 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/19~1/19 |
講義概要 | 【授業の概要】 ファシリテーターとは、多様な人々が集い、つながる場において、語り合い交流することを促進し、合意形成や共通価値への道筋を参加者主体でつくり出していく進行役のことです。まちづくりや教育現場、企業でも積極的に取り入れられているサポート型のリーダーシップのスキルです。 この授業では、ワークショップを体験的に学ぶため、まずは楽しんで参加し、自身の個性と多様な他者への肯定感を高め、安心な場を育む意義を掴みます。その上で、ファシリテーターの役割、メニューを身につけて、徐々に実践していきます。受講者一人ひとりが、参加者ファシリテーターとして、メンバーを尊重し、グループを育て、そして場をつくる楽しさを体得して、授業外でも発揮していけるようになることが、最大の狙いです。 【到達目標】 ①ワークショップに積極的に参加し、グループからのフィードバック、自分の内面からのフィードバックを言語化し、振り返ることができるようになる。 ②ファシリテーションの基礎スキルを学び、学生間でもファシリテートし合えるようになる。 ③約30分間のワークショップデザインを行い、ファシリテーターの一歩を踏み出す。 【授業計画】 ・様々なワークショップを取り入れながら、授業を進める予定です。 ・上手く実践することが目的ではなく、対話の重要性や面白さに気づくことを狙いとしています。 ・やってみようと、前向きに一歩を踏み出す姿勢を求めます。 ・毎授業、リアクションペーパーを記入します。 1回目 オリエンテーション 2回目 アイスブレイク・チームビルディング 3回目 コミュニケーション基礎:聞く・受け止める・話す・伝える 4回目 グループワーク体験:合意形成・協力 5回目 コミュニケーション実践:哲学対話 6回目 ワークショップ/ワークショップデザインとは 7回目 ワークショップ実践①前半グループ 8回目 ワークショップ実践②後半グループ 9回目 振り返りとフィードバック 10回目 ファシリテーション/ファシリテーターとは/ワークショップ体験 11回目 問いのデザイン 12回目 ファシリテーション実践①前半グループ 13回目 ファシリテーション実践②後半グループ 14回目 ワークショップ・ファシリテーションの振り返り 15回目 まとめ |
テキスト・参考文献 | 【テキスト】 授業内で案内する 【参考文献・資料】 ワークショップデザイン論 : 創ることで学ぶ(山内ほか著 慶應義塾大学出版会) 問いのデザイン : 創造的対話のファシリテーション(安斎ほか著 学芸出版社) 他は授業の中で適宜紹介します。 |
試験・評価方法 | ワークショップへの参加(主体性、積極性)と毎回のリアクションペーパーでの振り返り40%、ワークシート20%、最終レポート40%で総合的に評価、最終レポートは①場や内面の言語化、②ファシリテーションへの理解力、③伝える力、の3点で評価します。なお課題については、授業内で解説・講評・質問対応等を行います。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【授業外学習の指示】 準備学習および事後学習について、それぞれ2時間以上行うことが求められます。次回の授業で扱う内容の用語の予習、教員への質問準備、前回内容の復習などをしてください。準備学習および事後学習内容については各授業内において別途指示します。 |
科目名(英語) | Facilitation skills training |
使用言語 |