インド哲学概論Ⅰ
開設大学 | 名古屋大学 |
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科目コード | 240125 |
担当教員 | 岩﨑 陽一(准教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 文系総合館308/309 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/10~8/6 |
講義概要 | とかく勘違いされていることの多いインド哲学。旧ツイッターで「インド哲学では」と検索して出てくる情報は十中八九不正確です。第一、ものすごい多様性を内包するインド哲学について、「インド哲学では」なんて大ざっぱに括って言えること、ほとんどありません。この授業では、学術研究に裏付けられたインド哲学の話を丁寧にいたします。 扱うテーマは次のとおり。いわゆる哲学だけではなく、身分制度や神話といった文化背景、また芸術理論や法学のような哲学以外の学術についても勉強し、インド思想の特色を多面的に捉えられるようにします。 1. インド思想史概略とインド哲学の諸前提〔1〕 2. インド哲学の諸前提〔2〕 3. ヴェーダと神話 4. 法典(ヴァルナとアーシュラマ、ヴラーティア) 5. 叙事詩 6. 仏教とジャイナ教 7. 知識の道と実践の道(サーンキヤとヨーガ) 8. 梵我一如の理論武装(ヴェーダーンタ) 9. 聖典至上主義(ミーマーンサー) 10. 経験至上主義(ニヤーヤとヴァイシェーシカ) 11. 認識手段(プラマーナ) 12. 別の道(バクティ、タントラ) 13. 芸術理論 14. 言語哲学とパーニニ文法 15. まとめと試験 |
テキスト・参考文献 | 授業内で紹介する |
試験・評価方法 | 平常点(授業への参加と小テスト等)50%、期末試験50% 合計60%以上の得点で単位認定。ただし、5回以上欠席した場合は得点に関わらず単位を認定しない。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | Survey on Indian Philosophy I |
使用言語 |