教育史
開設大学 | 名古屋女子大学 |
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科目コード | 244105 |
担当教員 | 杉原央樹(文学部 准教授) |
学年配当 | 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限,2限 09:00 ~ 10:30 |
教室 | 南8号館214 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 9/20~1/27 |
講義概要 | 本授業では、現代までの教育史、特に教育に関する代表的な思想・制度等の歴史・変遷について考察することで、現代に生きる教員・保育者にとって必要な理念・教育観を深めることを目的とする。単に歴史的事実に関する知識として各時代の思想や理念、制度を知るだけではなく、それらを現代の教育状況と関連付け、自分なりの教育の理念とそれに基づいた教員像について考察を深めることを目指す。 1. 教育史を学ぶ意義 家庭・学校・社会における教育の本質を見直すために 2. 古代ギリシアの思想と教育 ソクラテスとプラトンの思想 3. ルネサンス・宗教改革期までの思想と教育 4. コメニウスの思想と教育 激しい社会変動と「世界図絵」の理念 5. ロックの思想と教育 紳士教育論と労働学校案 6. ルソーの思想と教育 消極的教育論とその背景としての社会 7. ペスタロッチの思想と教育 貧困の連鎖を断ち切る家庭教育・学校教育 8. ヘルバルトの思想と教育 科学的教育学と思想の形骸化という現代的課題 9. フレーベルの思想と教育 幼稚園の創設と現代の幼児教育の課題 10. 近代公教育制度の成立(1) 近代以前の教育と家庭の在り方 11. 近代公教育制度の成立(2) 近代公教育制度の理念と各国の歴史 12. デューイの思想と教育 子どもの「成長」と「経験」をどう捉えるか 13. 現代における学校教育の再検討 イリイチの「脱学校化」論を手掛かりに 14. 日本教育史(1) 江戸時代の教育を手掛かりに 15. 日本教育史(2) 「学制」から現代の学習指導要領改訂まで(まとめにかえて) |
テキスト・参考文献 | テキスト 特定のテキストは指定しない。毎回の授業でプリント等の資料を配布する。 参考書・参考資料等 藤井千春(編著)『時代背景から読み解く 西洋教育思想』ミネルヴァ書房、2016年 石村華代・軽部勝一郎(編著)『教育の歴史と思想』ミネルヴァ書房、2013年 今井康雄編(編)『教育思想史』有斐閣アルマ、2009年 文部科学省『小学校学習指導要領』(平成29年告示) |
試験・評価方法 | レポート等の課題提出(50%)定期試験(筆記試験)(50%) |
別途必要な経費 | なし |
その他特記事項 | なし |
科目名(英語) | Educational History |
使用言語 | 日本語 |