現代アジア文化社会論
開設大学 | 名古屋学院大学 |
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科目コード | 243530 |
担当教員 | 佐竹 眞明 |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 名古屋キャンパス(教室未定) |
履修条件 | 2年生以上 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/19 |
講義概要 | 東南アジアの隣国、フィリピン共和国を取り上げる。 近年、フィリピンは経済成長を遂げているが、豊かな人々と所得の低い人々との格差が著しい国でもある。その中で、庶民の生活の中で暮らすと、人々は人づきあいがよく、日本人も快適な思いを感じる。 最も近い東南アジアの国として、日本との関係も深い。では、フィリピンとはどのような国なのだろうか。 本講義では、フィリピンの歴史的背景を踏まえつつ、現代フィリピンの社会・文化理解に努める。 日本との関係にも触れ、楽しく授業を進めていきたい。 具体的には次のような事項を取り上げる。 フィリピンを知るために、概要、食、言語、観光地を取り上げる。次いで、歴史(比日関係を含む)を振り返る。文化的価値観、女性と家族、海外のフィリピン人の様子を伝えたい。 適宜、授業後にミニッツペーパーに記入してもらい、授業の理解度を確認する。 受講生にはフィリピンの文化社会について理解を深めていただきたい。 1. フィリピンの概要①イントロダクション: フィリピンの概要[はじめに][1][13] 2. ②食(22) 3. ③言語・教育[27] 4. ④観光「55、64」行ってほしいところ 5. ⑤観光 訪問体験から 6. 歴史と日比関係⑥スペイン植民地支配(16~19世紀)[14、15] Lapulapu, Church 7. ⑦アメリカ植民地(20世紀初頭)[17] why the US? English 8. ⑧日本による占領(1942-45)[18] 9. ⑨日本による占領(1942-45)[18] 10. ⑩戦後+日本との関係[19] 11. 文化 生活 ⑪フィリピンの価値観 12. ⑫パキアオ選手はなぜ助けるのか 13. ⑬近所付き合い:母が出稼ぎの家庭[61] 14. ⑭政治状況ー生活費高騰と出稼ぎ ([ ]内は参考書1の該当章) 15. まとめ 16. 予備 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 参考書(1)(3)はとても良い本です。参考にしてください。 【参考書】 (その他1冊) 『フィリピンを知るための64章』 大野拓司他 明石書店 2016 『物語フィリピンの歴史』 鈴木静夫 中公新書 1997 『フィリピンの歴史』 佐竹眞明 菅谷成子 玉置泰明 明石書店 2023 『日本とフィリピンを生きる子どもたち』 野口和恵 あけび書房 2015 『(指定図書)フィリピンと日本-戦争・ODA・政府・人々』 佐竹眞明 梨の木舎 2023 |
試験・評価方法 | 平常点30、毎回提出のミニッツペーパー70。レポート、試験は課さない。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【学習到達目標】 ①受講生はフィリピンの歴史・社会・文化などを説明できる。 ②フィリピンの文化社会を理解し、日本と比較して考えることができる。 ②受講生は日本とフィリピンとのつながりを説明できる。 【履修上の注意】 継続的に授業に参加してください。休まないこと。 5回休んだら、単位を放棄したものと考える。 【事前事後学習】 日本アセアンセンターや外務省のウェブサイトなどを見て、フィリピンの情報にふれておいてほしい。また日頃から、フィリピンに関する新聞記事やニュースなどを確認しておいてほしい。 |
科目名(英語) | Studies on Contemporary Asian Culture and Society |
使用言語 | 日本語 |