流域環境学
開設大学 | 大同大学 |
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科目コード | 242618 |
担当教員 | 鷲見 哲也(工学部教授) |
学年配当 | 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 14:40 ~ 16:10 |
教室 | 未定 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/30~1/27 |
講義概要 | 地球上の水循環を扱う学問を水文学と言うが、この科目では特に、陸上の「流域」の循環を扱う。流域の水の循環・存在状況について、理解できるようにする。その上で、以下について学ぶ。 ・雨の特徴、流域への影響 ・雨の時間的な特徴と空間的な広がり、河川流量への影響 ・流域の山腹に降った降水が、どの様な経路を経て河道に流出するのか。 ・蒸発散として大気に戻る成分、降ってすぐに川に出てしまう成分、地中に留まって少しづつ流れて普段の川の流れとなる成分、の違い ・植生の森林や土壌のあり方が、川に出る水の量に与える影響 ・雨の量(波形)が川の流量やその波形に変換する計算の考え方と方法 [1]流域水循環の概論、流域水文学の目的 [2]降雨の観測と概要 [3]降雨の時空間特性 [4]降雨の流域平均雨量(ティーセン法ほか) [5]蒸発散・短期流出・長期流出 [6]流域の都市化と流出特性 [7]流域の森林・土壌の管理と緑のダム [8]降雨の確率の整理1 [9]降雨の確率の整理2 [10]流出解析1:合理式法 [11]流出解析2:タンクモデル [12]流量観測1: [13]流量観測2:演習 [14]総合演習 [15]まとめ |
テキスト・参考文献 | プリント配布 「河川水文学」 <森北出版> 高瀬信忠 著 「水文学」自然地理学講座3 <大明堂> 榧根勇 編 |
試験・評価方法 | 課題・レポート(40%)と期末試験(60%)による評価 |