有機化学Ⅳ
開設大学 | 名古屋工業大学 |
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科目コード | 240305 |
担当教員 | 柴田 哲男(工学研究科教授) |
学年配当 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 5限,6限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 御器所キャンパス0222教室 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 10/2~2/5 |
講義概要 | 【授業実施方法】対面 【授業の目的・達成目標】 本講義は自然界に存在する多官能性化合物(炭水化物),ヘテロ環化合物やアミノ酸,ペプチド,タンパク質,核酸など自然界に存在する含窒素高分子を基礎として学び,さらに発展として医薬、生理活性物質の歴史的背景や作用機序などを学ぶことにより 、生命の仕組みを分子レベルで理解することを目的とする。 有機分子は生命の営みに重要な役割を担っている。これらの有機分子と生命との関わり合いについて、基礎的理解を深める。医薬品などの生理活性物質は、生命と関わり合いのある重要な有機分子である。 私たちは病気にかかったときに医薬品のお陰で病状から解放された健康な体を取り戻すことが出来る。こうした医薬品が発明発見されてきた過程は、人間が生命への挑戦してきた歴史であり興味深い。講義後半では、生理活性物質の発見から医薬品開発に到る歴史を知るとともに、生理活性物質の作用機序の基礎を学ぶ。 【授業計画】 1. 自然界に存在する多官能性化合物(炭水化物)(ボルハルト ショアー 下) 2. ヘテロ環化合物 (ボルハルト ショアー 下) 3. アミノ酸,ペプチド,タンパク質,核酸 (ボルハルト ショアー 下) 4. 創薬化学の歴史 (ボルハルト ショアー &「創薬」) 5. β-ラクタム系抗生物質1 (「創薬」) 6. β-ラクタム系抗生物質2(「創薬」) 7. サルファ剤(「創薬」) 8. キノロン系抗菌薬(「創薬」) 9. ヒスタミンH2-受容体拮抗薬1(「創薬」) 10. ヒスタミンH2-受容体拮抗薬2(「創薬」) 11. DNAを標的とするがんの薬1(「創薬」) 12. DNAを標的とするがんの薬2(「創薬」) 13. 抗ウイルス薬1(「創薬」) 14. 抗ウイルス薬2(「創薬」) 15. 総括 (ボルハルト ショアー &「創薬」) 16. 試験 (ボルハルト ショアー &「創薬」) |
テキスト・参考文献 | 教科書 ・「創薬」山崎恒義・堀江透 編 (丸善) ・「現代有機化学」ボルハルト ショアー 下 (化学同人) |
試験・評価方法 | 期末試験および中間試験を考慮にいれて総合的に判断する。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 有機化学の基礎知識を有すること,ChemDrawを使用するので,各自パソコンでソフトをダウンロードし,練習すること。 1回の講義につき,出来れば2回は視聴する。 予習:事前に配布したプリントあるいは指定した教科書の該当する箇所(120分) 復習:講義で行ったプリントあるいは指定した教科書の該当する箇所 (120分) |
科目名(英語) | Organic Chemistry Ⅳ |
使用言語 |