防災減災学
開設大学 | 名古屋大学 |
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科目コード | 240104 |
担当教員 | 鈴木 康弘(教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:30 ~ 12:00 |
教室 | 全学教育棟S2Y |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/12~8/2 |
講義概要 | 【授業の達成目標】 本授業の目標は,来たるべき南海トラフ地震に対して持続可能な社会の構築を目指して,自らが何をなすべきか,何を学ぶべきかについて,自分自身の意見を発信して社会をリードできるようになることである。 【授業の内容や構成】 減災連携研究センター、環境学研究科、医学研究科、法学研究科、経済研究科等の教員15名がオムニバス形式で実施する。 1. 東日本大震災・能登半島地震が提起した問題(鈴木康弘) 2. 東北地方太平洋沖地震と南海トラフ地震(鷺谷 威) 3. 南海トラフ地震に対する社会の対応力(平山修久) 4. 津波・高潮災害とそれらの教訓(富田孝史) 5. 耐震工学の進歩と課題(護 雅史) 6. 水災害対策(田代 喬) 7. 災害・防災情報の進歩と課題(飛田 潤) 8. 災害と経済(齊藤 誠) 9. 災害と心理社会的支援(狐塚貴博) 10. 救急医療体制と減災医学(松田直之) 11. リモートセンシングと防災(斉藤 仁) 12. 防災・減災と社会学(室井研二) 13. 防災とコミュニティ(高橋 誠) 14. 歴史地震に学ぶ防災(武村雅之) 15. 災害レジリエンスを考える(鈴木) ※講義順が変更になる可能性がありますが、事前にお知らせします。 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 教科書は指定しないが,毎回の授業で講義資料を配付する。 【参考書】 「地震の揺れを科学する」(東大出版会),「地震と防災」 (中公新書),「原発と活断層」(岩波書店),「いのちを守る地震防災」(岩波書店),「原発と大津波」(岩波新書),「安全と再生の都市づくり」(学芸出版社),「南海トラフ地震」(岩波新書)他 |
試験・評価方法 | 授業への積極的参画(30%),レポート試験(70%)で評価する。 履修取下げの際は届けを提出する。提出がなくレポート未提出の場合,評価は「F」とする。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 本授業は自ら考えることを目的とする。参考文献や新聞報道等により関連する話題について予習を行う。復習においては,講師による講義内容や,総合討論における他の人たちの意見も参考にして,自分自身の防災との関わりについて主体的に考え,発言力を磨くことも心がけること。 |
科目名(英語) | Disaster Prevention and Mitigation |
使用言語 |