鉄道車両工学Ⅰ
開設大学 | 名城大学 |
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科目コード | 254902 |
担当教員 | 鈴木 昌弘(理工学部教授) |
学年配当 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:10 ~ 14:40 |
教室 | 天白キャンパス共通講義棟東 E-101教室 |
履修条件 | 履修に当たっては、機械工学のみならず、電気工学、土木工学等の広範囲の基礎知識(あるいは興味)が必要である。 |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/7~7/22 |
講義概要 | 鉄道に関する一般的な知識を習得すると共に、鉄道車両のメカニズムを学ぶ。鉄道は、車両、軌道、信号、電力等の複数の分野にまたがる全体システムであるため、講義にはそれらも含まれる。できるだけ写真や動画等を用い理解の助けとする。 1.鉄道車両工学1の概要:*本授業回は遠隔授業です.4月7日(月)~第2回終了までの期間中,WebClassにて資料を開示します. 鉄道車両工学1で何を学ぶか説明するとともに、講義資料、成績評価の方法、受講上の心構えなどについて詳しく説明する。○本コースの概要と受講上の注意点が説明できる。 2.鉄道概論1: 鉄道車両について学ぶ前に、まず必要な基礎知識として、輸送機関としての鉄道の特性について概説する。○概論として、鉄道の特性が説明できる。 3.鉄道概論2: 鉄道車両について学ぶ前に、まず必要な基礎知識として、鉄道の線路や動力について概説する。○概論として、鉄道の線路や動力が説明できる。 4.鉄道概論3: 鉄道車両について学ぶ前に、まず必要な基礎知識として、列車運行の安全の確保について解説する。○概論として、安全な列車運行を行うための方法が説明できる。 5.鉄道概論4: 鉄道車両について学ぶ前に、まず必要な基礎知識として、法体系について解説する。○概論として、鉄道の法体系が説明できる。 6.車両の走るしくみと車両の種別: 車両の走行するしくみについて基本的な事項を解説する。また、車両の種類と特徴についても述べる。○鉄道車両の走るしくみと車両の種別が説明できる。 7.電車1: 電車の種類と走行するしくみについて解説する。○電車について、その種類と走行するしくみが説明できる。 8.電車2: 電車の速度制御のしくみについて解説する。○電車について、その速度制御のしくみが説明できる。 9.内燃動車: 内燃機関を動力源に用いて走行する車両について解説する。○内燃動車について説明できる。 10.台車1: 台車の種類と特徴について解説する。○台車の種類とその特徴が説明できる。 11.台車2: 台車の各部の構造と機能について解説する。○台車の構造と機能が説明できる。 12.ブレーキ装置: ブレーキ装置の種類とそのしくみについて解説する。○ブレーキ装置について説明できる。 13.運転保安装置: 列車を安全に運行させるための運転保安装置について解説する。○運転保安装置について説明できる。 14.車体構造と車内設備: 車体の材料と構造、および客室内の設備について解説する。○車体構造と車内設備について説明できる。 15.車両の保守管理 車両の安全性と信頼性を確保するための車両の検査修繕について解説する。○車両の保守管理方法が説明できる。 |
テキスト・参考文献 | テキスト:わかりやすい鉄道技術3〔鉄道概論・車両編・運転編〕 参考文献:鉄道の科学(著者:宮本昌幸)、鉄道のしくみと走らせ方(著者:昭和鉄道高等学校)、RRR(著者:鉄道総合技術研究所) |
試験・評価方法 | 定期試験(100%)で評価し、100点満点で60点以上を合格と する。合格(A,B,C)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 受講生へのメッセージ: 二酸化炭素排出量が少ない鉄道は、地球温暖化問題の解決策として近年注目を集めています。鉄道は身近な乗り物でありながら、一般にはそのメカニズムはなじみがうすいと思われます。鉄道は幅広い分野にわたる巨大システムであるため、その全てを理解するのは大変ですが、本講義ではわかりやすく概観していきたいと思います。 |
科目名(英語) | Rolling Stock Engineering I |
使用言語 | 日本語 |