エネルギーのサイエンス
開設大学 | 名古屋市立大学 |
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科目コード | 250732 |
担当教員 | 櫻井 宣彦(総合生命理学部准教授)他 |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 14:40 ~ 16:10 |
教室 | 滝子キャンパス2号館208教室 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | |
講義概要 | 人類が、より豊かな生活を求めて甚大なエネルギーを使用し続けている結果として、地球環境や生態系への影響が懸念されている。エネルギー問題の解決は、政治や経済が絡む複雑な課題ではあるが、科学的な正しい評価ができないと根本的な方向性を誤ることになる。 この授業では、現在そして未来のエネルギー事情を科学的に正確にとらえ、今後のエネルギー利用のあり方について意識し、ひとり一人がそして社会がどのように関わっていくべきかを考える。 ・化石燃料(片山) 1. 授業ガイダンス、化石燃料のエネルギーの科学的概要(9/26) 2. 原油の精製と各種化石燃料の詳細(10/3) 3. 化石燃料の問題点と非在来型化石燃料(10/10) ・原子力発電と関連問題(奈良) 4. 放射性元素(同位体)と放射線(放射能)について(10/17) 5. 核分裂、核燃料、および原子炉の構造について(10/24) 6. 原子力発電の実際と核燃料の処分について(10/31) ・電気とコンデンサー(雨夜) 7. 電気の歴史と静電気(11/7) 8. 静電気の発生(11/14) 9. 電池(11/21) ・天体のエネルギーとその利用法(三浦) 10. 惑星の形成史・惑星内部の熱源(11/28) 11. 地熱発電(12/5) 12. 地中熱の利用(12/12) ・バイオマス エネルギー変換(櫻井) 13. バイオマス資源の利用における留意すべき点とは(12/19) 14. バイオマスエネルギーの活用の実際(1/9) 15. バイオエタノールとオイル産生微細藻類(1/23) |
テキスト・参考文献 | テキストは使用しないが、適宜プリントを配布する。 参考書は講義の中で指示される場合がある。 |
試験・評価方法 | 受講姿勢・態度における積極性、考える態度を考慮のうえ、レポート(あるいは小テスト)によって、学修到達目標の達成度を、 1. 各担当者の講義内容の基本的理解をしているか, 2. 講義内容の社会的意義と重要性を認識しているか, 3. 講義内容について,科学的に適切,かつわかりやすい説明ができているか 4. レポートとしてのルール・規範を守り、それに適した 文章と言い回しを用いているか(小テストの場合除く) を示準として評価する。 各担当者のテストあるいはレポートの成績合計(50%)プラス平常点(50%,受講態度を含む)。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 【履修定員 140名】特になし。 |
科目名(英語) | |
使用言語 |