食物とアレルギー
開設大学 | 名古屋学芸大学 |
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科目コード | 243601 |
担当教員 | 和泉 秀彦(管理栄養学部教授) |
学年配当 | 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限 09:40 ~ 11:10 |
教室 | 日進キャンパス東館3階E33教室 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/11~7/24 |
講義概要 | <授業のテーマ及び到達目標> タンパク質は、生体を構成している成分の中で最も多く、様々な機能を果たす。タンパク質の摂取なしに生命の維持は考えられない。しかし、そのタンパク質の摂取によって食物アレルギーは引き起こされることがある。そこで、この講義では、タンパク質の基本的な性質を理解し、食物アレルギーの発症およびその抑制について理解することを到達目標とする。 <授業の概要> 食物アレルギーを引き起こすタンパク質の性質、食物アレルギーの発症機構(免疫反応含む)とその抑制(除去、低アレルゲン食品、免疫療法)、さらに食物アレルギーの現況とその対応について講義する。 <授業計画(回数ごとの内容、授業技法 等)> 第01回 アミノ酸 タンパク質の構造 第02回 タンパク質の分類 タンパク質の変性 第03回 タンパク質の消化 第04回 免疫反応1 第05回 免疫反応2 第06回 食物アレルギーの発症機構1 第07回 食物アレルギーの発症機構2 第08回 食物アレルギーの抑制 第09回 食品の低アレルゲン化 第10回 食物アレルギーの疫学、症状と治療(アナフィラキシーを含む) 第11回 食物アレルギーの検査と診断(食物経口負荷試験) 第12回 食品別のアレルギー対応 第13回 栄養指導(食品表示制度) 第14回 免疫寛容の誘導と経口免疫療法 第15回 食物アレルギーの社会的対応とレポートに関するフィードバック 第10~15回の講義では、あいち小児保健医療総合センターアレルギー科の医師が講義協力者として参加 |
テキスト・参考文献 | 認定NPO法人 アレルギー支援ネットワーク編 これだけでわかる食物アレルギー みらい |
試験・評価方法 | レポートにより評価する。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | <自己学習(予習・復習等の内容・時間)> 食品学ⅠおよびⅡの内容をよく復習しておくこと。(週90分) 授業において生じた問題点等について自分で調べまとめておくこと。(週90分) |
科目名(英語) | Food Alergy |
使用言語 |