CAD/CAM/CAE2・同演習
開設大学 | 愛知工科大学 |
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科目コード | 241202 |
担当教員 | 中谷 淳(工学部教授) |
学年配当 | 3年 |
単位数 | 1.5単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:30 ~ 15:00 |
教室 | 6104室 |
履修条件 | 製図の基礎と2次元CADの経験を有することが望ましい。 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/10~7/29 |
講義概要 | 【授業の概要】 現代のものづくりにおいて不可欠なコンピュータ支援による3次元設計図面作成(3D-CAD)、機械加工(CAM)、解析(CAE)について、講義と演習を通して学ぶ。3D-CADには、CATIA R2023を用いる。演習は学生同士がノウハウをお互いに共有しながら設計力、製作力を高める。本講義では、主に2次元図面上で作成したデザインから様々な3次元形状へ立体化させる技術を学ぶ。また3D-CADの操作方法だけでなく、これまでの実務経験を基に設計技術に関する実践的な設計力の習得をめざす。企業での実用例を通じて修学意欲を高める。 【到達目標】 3次元ソリッド図形を作成できるようになる。また、3Dモデルを用いた基本的なアセンブリモデルを製作できるようになる。 【講義計画】 1. ガイダンス:講義の概要、到達目標、成績評価法について説明する。3次元CADシステムの概要、3次元CADの起動方法、操作環境の設定方法および3次元作図画面の見方・操作法について学ぶ。 2. スケッチャーにより2次元図面上で直線、円弧、トリミング等の作画を行う。 3. スケッチャーにより2次元図面上で図形の拘束処理を行う。 4. スケッチャーで作成した2次元図形をもとに、3次元図形を作成する。また、スケッチャーを用いた課題演習を行う。 5. スケッチャーを用いた課題演習を行い、進捗状況により応用問題にも挑戦する。 6. パートデザイン機能について解説を受け、部品ファイルの作成方法を学ぶ。また、3Dデータ(ソリッド)の作成方法を復習する。 7. 3Dデータを作成するための押し出しの機能及び作成された3Dモデルに対する勾配面作成、面取り、フィレット(縁の丸め)の機能について学ぶ。 8. 3Dデータ(ソリッド)に対する複雑なフィレットの操作方法について学ぶ。 9. 3Dモデルに対するシェル(薄肉加工)について学ぶ。また、複数部品を一体化するときに用いるブーリアン演算について学ぶ。 10. パッドの作成方法およびミラーリングの機能を学ぶとともに、それらを用いて複雑な形状をソリッド上に追加する方法を学ぶ。 11. これまでに学んだ機能を駆使して、例題(GLASS-CASE)に対し、より詳細な加工を施す演習を行う。 12. ソリッドモデルの表示色の変更方法を学ぶ。また、課題(GLASS-CASE-TOP)を完成させる。 13. <基本図形(ソリッド)の作図演習> 14. アセンブリ機能を学び、複数の部品からなる3DモデルをCAD上で組み立てる。パーツと組み合わせて、例題(GLASS-CASE)を完成させる。 15. <基本図形(アセンブリ)の作図演習> |
テキスト・参考文献 | テキスト 「Designing with CATIA V5」(アビスト) |
試験・評価方法 | 授業における取組姿勢、課題、小テストにより総合的に成績評価する。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 製図の基礎と2次元CADの経験を有することが望ましい。 単位認定には、授業回数の4/5以上の出席が必要となる。 |
科目名(英語) | CAD/CAM/CAE2 and Practice |
使用言語 |