シラバス詳細

シラバスカテゴリー
科目コード
学年
開講期間
開始時限
修了時限
大学
科目名
単位数
曜日
履修登録時期

電気計測

開設大学 豊橋技術科学大学
科目コード 240402
担当教員 村上 義信
学年配当 2年
単位数 2単位
曜日 木曜
開講期間 後期
実施形式 対面
開講時間割1 3限 13:00 ~ 14:30
募集時期 9月
開講期間 10/4~2/14
講義概要 種々の物理・化学現象を電気的に計測するための基礎的な知識について理解を深める.また、計測の手段となるセンサならびに各種の計測装置,計算機との接続法,インターフェイスと信号電送技術、応用計測技術について講義する。実際の計測の場に知識を活用できる応用力を養うことを目標とする

第1週:ガイダンス、「第1章 計測の基礎」・直接法、間接法、偏位法、零位法 ・誤差の原因と対策 ・計測機の確度
第2週:・有効数字 ・平均と分散 ・単位
第3週:「第2章 電気計測(1)直流」・電流に働く力 ・針の偏位 ・理想の電流計と現実の電流計 ・分流器
第4週:・電流計による電圧の測定 ・理想的な電流計、電圧計 ・電圧計を使う時の注意 ・分圧器 ・電圧降下法による抵抗の測定 ・零位法による抵抗測定
第5週:「第3章 電気計測(1)交流」 ・整流型電流計 ・可動鉄片形計器 ・電流力計形計器 ・電流力計電力計 ・熱電形計器 ・積算電力量計
第6週: ・交流ブリッジ(シェーリングブリッジ) ・損失係数 ・変成器とクランプメータ ・三電流計法 ・ブロンデルの定理
第7週:「第4章 センサの基礎」 ・センサとは ・インテリジェントセンサとセンサフュージョン ・ゼーベック効果 ・ホール効果 ・ピエゾ抵抗効果、光電効果、磁気抵抗効果
第8週:中間試験
第9週:・オペアンプの基礎 ・バッファアンプ ・サンプルホールド回路 ・反転増幅回路 ・非反転増幅回路 ・差動増幅器 ・ブリッジ回路
第9週:「第5章 センサによる物理量の計測(1)」・ポッケルス効果 ・ホール効果 ・磁界の計測 ・ホールセンサの実際 ・インスツルメンツアンプ ・磁気抵抗素子 ・光計測 ・焦電センサ ・温度計測
第10週:「第6章 センサによる物理量の計測(2)」 ・圧力の計測 ・ひずみによる抵抗変化 ・圧力の計測 ・ひずみゲージの3線式結線法 ・半導体圧力センサ ・オペアンプを使った電流源
第11週:「第7章 計測値の変換」・デジタル量の表現 ・重み付き加算方式によるD/A変換 ・はしご形R-2R方式D/A変換 ・A/D変換の基礎(コンパレータ)  ・二重積分形A/D変換器
第12週:・逐次比較形A/D変換器 ・並列比較形A/D変換器 「第8章 デジタル計測制御システムの基礎」 ・計算機の構成(バス) ・3ステートバス ・デコード回路を使ったアドレス指定 ・外部機器とのデータのやりとり ・DMA  ・USB
第13週:「第10章 電子計測器」 ・デジタルマルチメータ ・交流ー直流変換 ・電流ー電圧変換 ・抵抗ー直流電圧変換  ・いろいろなデジタル測定器
第14週:「第11章 測定値の伝送」・搬送波 ・無線による測定値の伝送 ・変調とは ・パルス符号変調 ・CD 第15週:・サンプリング定理 ・アンチエイリアシング ・デジタルFM方式 (FSK)  ・PSK ・デジタル位相変調の復調 ・QAM方式 ・伝送線路
テキスト・参考文献 「電気・電子計測」(新インターユニバーシティ),田所嘉昭編著,オーム社,ISBN 978-4-274-20593-4
試験・評価方法 原則的にすべての講義に出席したものにつき、下記のように成績を総合的に評価する。

基本的に中間試験(50点)+期末試験(50点)で評価する。
 S:達成目標をすべて達成しており,かつテスト等の合計点(100点満点)が90点以上
 A:達成目標を80%達成しており,かつテスト等の合計点(100点満点)が80点以上
 B:達成目標を70%達成しており,かつテスト等の合計点(100点満点)が70点以上
 C:達成目標を60%達成しており,かつテスト等の合計点(100点満点)が60点以上
別途必要な経費
その他特記事項
科目名(英語) Electric Measurement
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