流れ学3
開設大学 | 大同大学 |
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科目コード | 242616 |
担当教員 | 鷲見 哲也(工学部教授) |
学年配当 | 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:40 ~ 12:10 |
教室 | 未定 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/26 |
講義概要 | 水理学2では、開水路の水理学を学んだ。河川は開水路の流れである。 本講義では、堤防に挟まれた川の中の現象について、水の流れだけでなく、土砂や物質を運ぶ現象をまずは学ぶ。そして、洪水や渇水の対策(治水・利水)といった人間社会の問題を扱う一方で、人間や生物にとっての環境の役割についても扱い、これらの役割が互いに作用する問題について学ぶ。海岸までの「水系」の環境学として、以下について学ぶ. ・山地から海岸にかけての、水・土砂・物質の動く現象。 ・河川の持つ自然や人間にとっての諸機能と、河川工学。 ・都市における河川の役割(河川と都市環境)。 ・生態系・水質・都市環境の側面から見たときに、上記の機能がそれらをどのように支え、歪めるのか、という関わり。 (河川計画に用いる雨から流量に至る流域での過程は、後期の流域水文学において学ぶ。本科目は河道内の問題に限定する。) [1]ガイダンス・河川の管理目的 [2]流域・セグメント・リーチ [3]治水(1) [4]治水(2) [5]利水 [6]土砂輸送と地形 [7]人工物や植物による影響と相互作用 [8]植生エコトーンと親水機能 [9]河川生態系と多自然川づくり [10]河川動態と生物応答1 [11]河川動態と生物応答2 [12]海岸環境と河川との関係 [13]河川情報 [14]河川のトピックス [15]まとめ |
テキスト・参考文献 | 「河川工学」 <コロナ社> 川合茂 他著 「河川工学」 <東京大学出版会> 高橋裕 「構造沖積河川学」 <山海堂> 山本晃一 |
試験・評価方法 | レポート20%及び期末試験80%の総合評価 |