物質科学Ⅰ
開設大学 | 名古屋工業大学 |
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科目コード | 240303 |
担当教員 | 安達 信泰(工学研究科教授) |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限,2限 08:50 ~ 10:20 |
教室 | 御器所キャンパス2331教室 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/10~7/24 |
講義概要 | 【授業実施方法】対面 【授業の目的・達成目標】 固体中の化学結合や結晶構造について,またそれらと固体の物理的な性質(物性)がどのように関連しているかについて学ぶ。 【授業の達成目標】 達成目標1:結晶構造の表現方法および結晶構造の決定方法について説明ができ、固体物性を結晶構造的観点から理解できる。 達成目標2:物質の光学特性、磁気特性、電気的特性の基本概念を学び、身の回りに使われている電子デバイスの理解を深める。 【授業計画】 ①~④固体構造化学の基礎とその実際:ブラベ単位格子やミラー指数といった結晶構造表現の基礎,配位の形,格子エネルギーといった結晶配列の基礎につて学び,これらの決定方法基礎としてのX線回折法について説明する。また、結晶転移など結晶の熱変化またこれらを示した状態図の見方について説明する。また,結晶欠陥など不完全結晶について説明し,固体物性との関係についてふれる。 ⑤レポート or 中間試験 ⑥~⑮固体の光学的性質(光の吸収、反射、透過、屈折率について学び、誘導放出によるレーザーの原理)、固体の電気的性質(金属、半導体、絶縁体の電気的特性を決める要因、電子デバイスへの応用例)固体の磁気的性質(常磁性と反磁性、強磁性と反強磁性、磁性材料の基礎)を説明する。 ⑯定期試験 |
テキスト・参考文献 | 参考書 ・「材料の科学と工学」キャリスター著(培風館)(図書館に在庫あり) ・「物性科学入門」近角聡信著(裳華房) ・「入門固体化学」Smart他著(化学同人) |
試験・評価方法 | 各トピックスに関するレポート(または中間試験)および期末試験により総合評価する。ただし、期末試験の受験は、必須で、60%以上の理解でC判定以上とする。 目安:中間試験レポート:40% 期末試験:60% |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 予習、復習を前提とする。 事前学習:配布の資料をもとに、予習(120分) 事後学習:オンデマンド、対面講義の内容をもとに、授業ノートを完成させ、復習。課題問題を自分で解くことによって理解を深める努力をすること。(120分) |
科目名(英語) | Materials ScienceⅠ |
使用言語 |