材料強度学
開設大学 | 名古屋工業大学 |
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科目コード | 240317 |
担当教員 | 萩原 幸司(工学研究科教授) |
学年配当 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 7限,8限 14:40 ~ 16:10 |
教室 | 御器所キャンパス2321教室 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/11~7/25 |
講義概要 | 【授業実施方法】対面 【授業の目的・達成目標】 (授業の目的) 金属結晶中の格子欠陥の種類と特徴を理解するとともに,転位の構造・運動といった原子論的立場から金属結晶の強度,変形といった巨視的現象を理解する。また金属材料の強化機構等についても学ぶ。 (達成目標) 1. 転位論の基礎を説明できる 2. 材料の強度と延性を転位論をベースに説明できるようになる. 3. 金属材料の力学特性を制御する指針を検討できるようになる. 理解の助けになる科目:結晶方位の表示等,結晶学について事前の別講義(材料物理学等)で充分理解していることが望ましい. (本授業中での若干の復習も行う) 【授業計画】 1. 格子欠陥の種類と特徴 2. 応力ひずみ曲線の理解 3. 転位という概念 4. 結晶学の復習,すべり変形の幾何学 5. らせん転位,刃状転位,混合転位の構造と特性(I) 6. らせん転位,刃状転位,混合転位の構造と特性(II) 7. 転位の周りの弾性場,自己エネルギー 8. 転位の増殖,フランクリード源 9. 転位間に働く力 10. 転位運動と材料の降伏 11. 単結晶の応力ひずみ曲線(I) 12. 単結晶の応力ひずみ曲線(II) 13. 金属材料の強化機構(I) 14. 金属材料の強化機構(II) 15. 金属材料の強化機構(III) 16. 期末試験 |
テキスト・参考文献 | 参考書:「入門 転位論」加藤雅治著 裳華房(強く推奨) |
試験・評価方法 | レポート 15%,期末試験 85% |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 事前学修:参考書予習 (120 分) 事後学修:Moodle のアナウンスメント項に掲示している,本授業のための参考ファイル(虫食いの授業補助ノート)について,授業中の板書,説明を基に各自の授授業補助ノートを空欄なく完成させ,内容の復習を行う。 多くの授業の際には,終了時にレポート課題を提示するので,その課題を解き,次回の授業までに提出する(120 分) |
科目名(英語) | Strength and Plasticity of Materials |
使用言語 |