制御工学Ⅰ
開設大学 | 名古屋工業大学 |
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科目コード | 240318 |
担当教員 | 山田 学(工学研究科教授) |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限,2限 08:50 ~ 10:20 |
教室 | 御器所キャンパス1221教室 |
履修条件 | 工業力学,微分積分,常微分方程式を習得していること |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 10/2~2/5 |
講義概要 | 【授業実施方法】対面 【授業の目的・達成目標】 制御とは,対象とする物理系が目的に適合した動作をするように,所要の動作を何らかの方法で加えることです。「制御」の中で,装置によって自動的に行われる制御が自動制御であり,現在の機械に不可欠な技術です。ここでは,自動制御系の中で,最も重要な「フィードバック制御系」を取り上げ,その基本を習得させることを目的とします。 【授業計画】 制御工学Ⅰでは,フィードバック制御系解析の基礎となる制御系(制御対象や制御装置)の数学的記述を中心に,制御の概念,解析手法,実施上の諸問題を扱います。具体的には以下の予定で講義を行います。(現在検討中の部分もあり,変更する部分もあります。) 1. 制御とは -自動制御の方式と機械への適用 2. 動的システムと数式モデル -微分方程式の立て方 3. 数学的準備 -ラプラス変換へ 4. 制御対象の応答 -ラプラス変換による微分方程式の解法 5. 制御対象の特性の記述 -伝達関数とその基本要素 6~7. 制御システムの解析 -ブロック線図とシステムの結合 8. 中間試験 9. システムの安定性と安定判別 -特性方程式と安定性 10. 定常特性の解析と設計 11~12. 過渡特性の解析と設計 13. 周波数応答とは -正弦波でとらえるシステムの特性 14. ボード線図 15. ベクトル軌跡 16. 期末試験 |
テキスト・参考文献 | 教科書:開講前に、Moodleで連絡予定 参考書 ・「MATLAB/Simulinkによる制御工学入門」川田昌克著(森北出版) ・「自動制御とは何か」示村悦二郎著(コロナ社) |
試験・評価方法 | moodle課題の提出状況および中間試験と期末試験などにより総合的に評価する。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 理系基礎科目の微積分,常微分方程式,専門教育科目の工業力学を前提とするので,これらの科目の内容をを良く理解しておいてください。 事前学修:教科書による授業内容の予習(60分) 事後学修:教科書の内容および演習課題の復習(60分) |
科目名(英語) | Control EngineeringⅠ |
使用言語 |