量子力学3
開設大学 | 豊田工業大学 |
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科目コード | 243103 |
担当教員 | 高野 健一(特任教授) |
学年配当 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 未定 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 未定 --:-- ~ --:-- |
教室 | 未定 |
履修条件 | 入門レベルの量子力学を学んでいること |
募集定員 | 10 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/16~1/10 |
講義概要 | 本講義の受講者は,量子力学の基礎的な内容についてはすでに学んでいる.初歩的な量子力学では,電子や原子の状態は波動関数で表され,典型的な物理量が計算された.この講義では,まず,波動関数を用いたやり方で,調和振動子の問題を詳しく解析して,復習を行うとともに理解を深める.その後,より一般的なブラ・ケット形式によって,再度,量子力学を展開する.このとき,波動関数は「状態ベクトル」の射影として出てくる2次的なものである.ブラ・ケット形式を用いれば,量子力学がきわめて見通しよく理解できるようになるとともに,書物や論文で常識的に用いられるブラ・ケット形式を用いたさまざまな表式を読み取ることができるようになる.最後に,ブラ・ケット形式を用いた調和振動子の解法を学んでまとめとする. |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 使用しない. 【参考書】 (1) P. A. M. ディラック著「ディラック 量子力学(原書第4版, 改訂版)」(岩波書店)2017年,ISBN978-4000061513 (2) J. J. Sakurai著「現代の量子力学 上/下(第2版)」(吉岡書店)2014年,ISBN978-4842703640/978-4842703664 (3) 砂川重信著「量子力学」(岩波書店)1991年,ISBN978-4000061391 (4) 原康夫著「量子力学」(岩波書店)1994年 ISBN978-4000079259 |
試験・評価方法 | 定期試験60%、レポート40% |
別途必要な経費 | なし |
その他特記事項 | 初等的な量子力学を学んでいることを前提とする. |
科目名(英語) | Quantum Mechanics 3 |
使用言語 | 日本語 |