シミュレーション工学
開設大学 | 名古屋工業大学 |
---|---|
科目コード | 240310 |
担当教員 | 尾形 修司(工学研究科教授)他 |
学年配当 | 3年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 金曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 5限,6限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 御器所キャンパス5224教室 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/12~8/2 |
講義概要 | 【授業実施方法】対面 【授業の目的・達成目標】 (授業の目的) 産業界ではマルチスケールな物理学を様々に組み合わせたシミュレーションが様々に行われ,ナノテク・材料・システムの開発に活用されている。本授業では,スパコンを大規模に用いたシミュレーションの実例などを通じて,シミュレーションの有用性を理解する。 (達成目標) 1. 産業界で重要な諸現象は,マルチスケールな物理学の基礎的方程式により,記述可能であると理解すること。 2. 方程式で記述される物理現象のモデルを,数値的にコンピューターで解く手法の基礎を学ぶこと。 3. スパコンを活用したシミュレーションの数値結果を可視化する手法を実例から学ぶこと。 4. コンピュターによる,材料やシステムの設計や解析の現状を理解すること。 5. 対象とする物理量に関するデータ空間での変動を,限られた点数のデータから推定する手法(クリギング法など)を実例から理解すること。 【授業計画】 1. マルチスケールなシミュレーションの必要性 2. コンピューターの発展と物理学 3. 分子スケールでのシミュレーションの初期モデルと実演 4. 分子スケールでのシミュレーションで挑む材料研究,その1 5. 分子スケールでのシミュレーションで挑む材料研究,その2 6. 電子スケールでのシミュレーション 7. 空間的補間法としてのクリギング法 8. 流れの科学とシミュレーション 9. 連続体シミュレーションの基礎1 10. 連続体シミュレーションの基礎2 11. 流れのシミュレーション入門 12. 乱流現象とシミュレーション 13. 乱流による熱物質輸送とシミュレーション 14. 乱流シミュレーション工学の最前線 15. まとめ |
テキスト・参考文献 | 教科書:特になし 参考書:適宜案内する |
試験・評価方法 | 講義を通して課されるレポート課題を100点満点で評価し、合計が60点以上を合格とする。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 事前学修: Moodleに揚げた資料や動画の予習 (120分) 事後学修: 講師の説明を聞いて理解したポイントを整理して各自の資料を作成し,命ぜられているレホ?ート課題を回答すること (120 分) |
科目名(英語) | Simulation of Physical Phenomena |
使用言語 |