地域学概論
開設大学 | 愛知大学 |
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科目コード | 240804 |
担当教員 | 岩崎 正弥 |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 秋学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:20 ~ 14:50 |
教室 | 豊橋キャンパス |
募集時期 | 4月, 9月 |
開講期間 | 9/20~1/20 |
講義概要 | 「地域学」と呼ばれる住民自身による地域の学びが全国各地で行われるようになってきました。自地域の名称を頭に付ける「〇〇学」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。地域学は,決して自地域だけを考え,自地域のみの繁栄を求める試みではありません。暮らしの場を見つめ,自分たちの根っこを掘り下げていくことで世界につながる,そんな志向性をもった地域の学びです。言い換えれば,《地域を見つめ,地域を活かす》ための基本的な視点を提供することが本授業になります。 この授業では,いわゆる「地域科学」ではなく,地域づくり現場で注目を集めている上記の「地域学」を中心に据えて講義を進めます。地域学とは何か,から始まって,地域学の実態,特色,手法,意義,課題を順次考察する予定です。また広義の地域学(地域学の応用)として,人財育成(担い手論)や地域の持続可能性(サステナビリティ論)への展望も視野に入れています。 【以下、講義スケジュール(予定)】 1. 地域学って何? 2. 地域学の背景 3. 地域学の考え方 4. 地域学を疑似体験してみよう(もしくは栄校区のまちあるき) 5. 水俣学~絶望から立ち上げる希望~ 6. 東北学~「辺境」からの挑戦~ 7. 愛知県の地域事情~愛知県に地域学はありえるのか~ 8. 地域学の特色~気づきから行動へ~ 9. 「小さな自治」を育てる地域学 10. 地域政策(地域づくり)の担い手育成 11. 住み続けるに値する地域とは~地域の持続可能性論(1)~ 12. 地域のサステナビリティとは~地域の持続可能性論(2)~ 13. 広域圏で構想する地域学~地域の持続可能性論(3)~ 14. 補論~様々な地域学と地域分析の手法~ 15. 総括 |
テキスト・参考文献 | テキストは使用しません。参考文献は授業時に適時紹介します。 |
試験・評価方法 | 平常評価(100%) ・毎回のリアクションペーパー60%,課題レポート(2回予定)40%。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 【その他】 3月下旬公開予定の2024年度シラバスを必ず確認すること。 http://a-syllabus.aichi-u.ac.jp/ext_syllabus/ |
科目名(英語) | Introduction to Regional Science |
使用言語 |