ことばの世界
開設大学 | 名古屋学院大学 |
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科目コード | 243517 |
担当教員 | 有薗智美 |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 3限 13:00 ~ 14:30 |
教室 | 名古屋キャンパス(教室未定) |
履修条件 | 2年生以上 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/19 |
講義概要 | レトリックは、自分の考えを巧みに表現して相手を説得するための表現技法、あるいは文学作品における文の装飾技法として理解されているが、実際には、日常の何気ない会話に広く浸透し、われわれの言語活動を支えるという側面もある。本講義では、日本語を中心に、喩えや誇張、皮肉、ぼかし表現、言葉遊びなど、様々な表現の型を通して、ことばの世界を探っていく。 なお、本講義では、外国語学部におけるディプロマポリシー(DP)に挙げられる以下の能力の獲得を目指す。 【知識・技能①】言語についての幅広い知識を獲得し、それを活かすことができる。 【主体性・多様性・協働性⑧】「ことば」という観点から、英語がもつ特質・特徴についての十分な知識を獲得する意欲を持っている。 【主体性・多様性・協働性⑨】世界の人間、文化、歴史、価値観などを尊重することができ、より広い視野から世界を観察することができる。 1. Introduction(授業概要、注意点、評価方法等) 2. 第1章:喩えることの効能①(言葉は喩えで満ちている) 3. 第2章:喩えることの効能②(ぬるきミルクのような幸せ) 4. 第3章:喩えとことわざ 5. 第4章:比喩についてのちょっと理論的な話①(シミリー・メタファー・シネクドキー) 6. 第5章:比喩についてのちょっと理論的な話②(メトニミーとは何か) 7. 第6章:様々なレトリック①(トートロジ、オクシモロン、誇張法など) 8. 第7章:様々なレトリック②(語り得ぬものを語る) 9. 第8章:悪文・誤用とレトリック 10. 第9章:間接的な言語表現とアイロニー 11. 第10章:模擬と引喩 12. 第11章:弁論術とレトリック 13. 第12章:オノマトペの世界 14. 第13章:言葉遊びとレトリック 15. 第14章:ネーミングとレトリック 16. 定期試験期間 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】『レトリック』 森雄一 ひつじ書房 2012 |
試験・評価方法 | ・平常点…5% ・毎回の課題…55% ・最終試験…40% 以上により、総合的に評価する。 |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【学習到達目標】 ・さまざまな文章技巧とその効果についての知識を獲得し、理解を深める。 ・日本語の言語表現の特徴を理解できる。 ・修辞学の理論をもとに、日本語の分析ができる。 ・日本語を学ぶ外国人に、日本語母語話者特有のものの考え方などを教えることができる 【履修上の注意】 教科書を毎時必ず持参すること。 以下の行為は平常点の減点対象となる。 ・私語 ・居眠り ・飲食 ・携帯電話の使用 ・教科書忘れ ・遅刻(授業開始後15分まで、それ以降は欠席扱い) また、5回目の欠席で自動的に失格。公欠制度はないので注意。 この授業のTeams上のチーム名とコードは以下のとおりである。 課題提出や授業連絡がTeamsでなされることもあるので、授業に履修登録したら必ず以下のTeamsにもメンバー登録すること。 チーム名: 【木3有薗】ことばの世界(2024春) コード: m8hwucj 【事前事後学習】 テキストの当日扱う章を読んでくること。 |
科目名(英語) | World of Language |
使用言語 | 日本語 |