応用言語学概論1
開設大学 | 名古屋学院大学 |
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科目コード | 243521 |
担当教員 | 黄竹佑 |
学年配当 | 1年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 木曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限 09:00 ~ 10:30 |
教室 | 名古屋キャンパス(教室未定) |
履修条件 | 特になし |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/20~1/20 |
講義概要 | 本講義では主に英語と日本語を対象に、言語の構造とその分析方法を学び、言語習得などに応用できるようになることを目標とする。例えば、英語と日本語の音・単語・文・文字などがどのようにできているか、どう使われているか、そこにどのような決まり・規則があり、どうして我々人間はことばをつかってコミュニケーションができる(あるいはできない)のか、といったことを学ぶ。講義や教科書の知識を覚えるだけでなく、実際にそれらを使って、英語、日本語、そして他に習得している言語を分析して、理解・納得しながら学習を進めるのが望ましい。 なお、本講義は、外国語学部のディプロマポリシー(DP)のうち以下の能力の獲得を目指す: ①言語についての幅広い知識を獲得し、それを活かすことができる。 ⑥実社会で問題にぶつかった時、それについて注意深く考え、問題解決のための適切な判断を下すことができる。 ⑧「ことば」という観点から、英語がもつ特質・特徴についての十分な知識を獲得する意欲を持っている。 1. 授業説明;ことばと動物のコミュニケーション 2. 意味の単位:語、形態素 3. 語の内部構造:語形成 4. 発音の仕組み:調音 5. 音素と異音 6. ストレス、アクセント 7. 文の構造 8. 言語の変化 9. 言語の変異、言語の誕生と絶滅:ピジン・クレオール 10. イントネーション、McGurkエフェクト:言語の知覚と産出 11. 言語処理と実験・調査の仕組み 12. 臨界期仮説、第一言語獲得 13. 第二言語習得・その他の重要な概念 14. 世界の文字 15. まとめ 16. 定期試験期間 |
テキスト・参考文献 | 【教科書】 ・『言語学入門』 斎藤純男 三省堂 2010 【参考書】 ・『ことばの習得―母語獲得と第二言語習得』 鈴木孝明、白畑知彦 くろしお出版 2012 ・『An Introduction to Language』 Nina Hyams, Victoria Fromkin, Robert Rodman Wadsworth 2013 ・『よくわかる言語学』 窪園晴夫 ミネルヴァ書房 2019 ・『言語学第2版』 風間喜代三、上野善道、松村一登、町田健 東京大学出版会 2014 |
試験・評価方法 | ・課題70%(すべての課題の平均点*0.7) ・期末試験30% |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【学習到達目標】 (1) 言語学的な考え方や分析方法の基礎を習得し、外国語習得や言語教育、通訳など応用言語学の幅広い分野に応用する。 (2) この授業で学んだ知識や考え方を通して、普段自分が使っていることばに関心を持ち、それを言語学的に分析・説明できるようになる。 【履修上の注意】 1. 講義で使用する資料はTeamsにアップロードする。 2. 毎週、教科書と参考資料の指定箇所の予習をすること。 3. オンラインで提出した課題は採点結果をTeamsで知らせ、よくある間違いは次回の授業で解説する。 4. 課題の締め切りは厳守すること。課題の提出遅れと未提出は0点とみなす。 5. 遅刻もやむを得ない状況を除き、欠席の扱いとなる。5回欠席した場合、単位は取得できない。 【事前事後学習】 1. 授業前の予習と授業後の復習を十分にした上で授業に臨むこと。 2. 予習と復習は毎週1-2時間程度である。 |
科目名(英語) | Introduction to Applied Linguistics 1 |
使用言語 | 日本語 |