人文学の諸相Ⅱa
開設大学 | 名古屋大学 |
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科目コード | 240110 |
担当教員 | 伊藤 伸幸(助教) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 14:45 ~ 16:15 |
教室 | 文学部127講義室 |
募集定員 | 20 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/10~8/6 |
講義概要 | 新大陸には、高文明を残した地域が2つある。そのうちのメソアメリカ(中米)の先スペイン期文化を取り上げて、文明の形成や都市の成立などを考古学資料から学ぶ。メソアメリカでは文字資料が殆どないため、当時の人びとが残した考古学資料を頼りにして歴史を再構築する。先スペイン期のメソアメリカの歴史を理解してもらう。 本授業では、受講者が授業終了後に、メソアメリカ地域の先スペイン期の歴史を理解し説明できることを目標とする。 メソアメリカの考古学について、担当者による以下の講義をおこなう。 第1回:オリエンテーション 第2回:メソアメリカ史の概略・自然 第3回:メソアメリカの生業(狩猟・採集・農耕など) 第4回:メソアメリカ文明の出現 第5回:最初の文明オルメカ 第6回:オアハカ地方の文化 第7回:最大の都市:テオティワカン 第8回:マヤ文明の成立 第9回:マヤ古典期文化 第10回:マヤ文字と暦 第11回:中米の発掘調査 第12回:マヤ古典期文化の崩壊後 第13回:テオティワカン文明の崩壊後 第14回:アステカ文明 第15回:授業のまとめと評価 |
テキスト・参考文献 | 担当教員が作成したプリントを授業中に配布する。 ・『メソアメリカ文明ゼミナール』勉誠出版 、2021 ・『中米の初期文明オルメカ 』同成社、2011 ・『メソアメリカ先古典期文化の研究』溪水社、2010 ・『クレブラ』(日本語とスペイン語併記)たばこと塩の博物館,東京,2001. |
試験・評価方法 | 授業への積極的な取り組み30%、レポート70%。 総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。 レポートについては、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | Aspects of Humanities IIa |
使用言語 |