音声学講義
開設大学 | 名古屋大学 |
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科目コード | 240112 |
担当教員 | 宇都木 昭(教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:30 ~ 12:00 |
教室 | 全学教育棟北棟406 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/10~8/6 |
講義概要 | 【概要】 音声学は言語の音声を研究する学問分野です。この授業では、音声学の下位分野のうちの調音音声学(人が口・喉などの器官をどのように用いて音声を発するかを扱う学問)、および、調音音声学にもとづいてつくられた音声の記号体系である国際音声記号の仕組みを主として学びます。また、音響音声学のごく基礎的なことも学びます。 【内容】 授業は講義とグループワーク(ディスカッション・発音練習)から成ります。 この授業で予定されている主なトピックは以下の通りです。 ・音声学とは何か ・音素と異音 ・国際音声記号 ・調音音声学(特に子音と母音) ・個別言語の音声の特徴 ・音響音声学の基礎と音響分析ソフトウェアの操作 これらのうち、調音音声学の部分に、学期の大半の時間を割きます。 |
テキスト・参考文献 | 【テキスト】 斎藤純男(2006)『日本語音声学入門』(改訂版)三省堂 【参考文献】 1. P. ラディフォギッド(1999)『音声学概説』大修館書店. 2. P. Ladefoged & K. Johnson (2015) A course in phonetics, 7th edition. Stamford, CT: Cengage Learning. 3. P. Ladefoged & S.F. Disner,田村幸誠・貞光宮城 訳 (2021) 『母音と子音―音声学の世界に踏み出そう―』開拓社. 4.川原繁人 (2015) 『音とことばのふしぎな世界』岩波書店. 5. 川原繁人(2018)『ビジュアル音声学』三省堂. 6.竹内京子・木村琢也(2019)『たのしい音声学』くろしお出版. 7. 亀井孝他 編(1988-2001)『言語学大辞典』(全7巻)三省堂.(Maruzen eBook Libraryから利用可能) |
試験・評価方法 | 期末課題(50%)、発表(20%)、小テスト(20%)、討論への参加状況(10%)により評価します。 課題については、授業で扱った内容の正しい理解にもとづいていることを合格の基準とします。 60点以上を合格とします。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 授業時間内に扱いきれない内容について、動画やテキストのかたちで資料を配布しますので、よく学習してください。また、学期のはじめに期末課題について説明しますので、早い段階から少しずつ準備を進めてください。その他、授業で紹介される参考文献を自主的に読むことが推奨されます。 |
科目名(英語) | Lecture on Phonetics |
使用言語 |