研究各論 (アメリカの歴史)
開設大学 | 愛知県立大学 |
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科目コード | 240505 |
担当教員 | 久田 由佳子(外国語学部教授) |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 4単位 |
曜日 | 火曜日 |
開講期間 | 通年 |
実施形式 | 未定 |
開講時間割1 | 4限 14:30 ~ 16:00 |
教室 | 長久手キャンパス |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~8/2,10/1~2/3 |
講義概要 | 研究各論(アメリカの歴史) 【前期】 アメリカ史概説(植民地時代から1830年頃まで) 今日、アメリカ社会に存在する様々な問題は、歴史と無関係ではありえない。植民地時代以来の歴史を概観することによって、アメリカ社会の多様性やアメリカ社会が抱える問題について理解を深められるようにする。 前期では、植民地時代から建国初期の時代までの歴史を概観する。植民地時代については、ポカホンタスやピルグリムなど後世に神話化された人々の実像にも迫る。独立革命から建国初期の時代については、連合規約から合衆国憲法へといった国家機構の整備の問題に加えて、近年の社会史研究の成果も紹介する。 【後期】 アメリカ史概説(南北戦争前夜以降) 今日、アメリカ社会に存在する様々な問題は、歴史と無関係ではありえない。植民地時代から1960年代までの歴史を概観することによって、アメリカ社会の多様性やアメリカ社会が抱える問題について理解を深められるようにする。 後期は、19世紀前半から1960年代までを概観する。今日のアメリカ社会のありようにも影響を与えている様々な問題を明らかにする。19世紀初頭にはじまった工業化が人々の生活にどのような影響を与えたか、南北戦争と南部再建、19世紀後半から20世紀にかけての移民の大量流入とその影響、革新主義時代、ニューディール、1950年代、公民権運動といった問題を扱う。 |
テキスト・参考文献 | 和田光弘編著『大学で学ぶアメリカ史』(ミネルヴァ書房、2014年) |
試験・評価方法 | 授業への参加度(リアクションペーパー)20%、課題の提出40%、筆記試験40%で評価する。 授業回数15回のうちの3分の1以上を欠席した者は、筆記試験受験資格を失う。ただし病気などのやむを得ない事情がある場合は、教員に相談すること。 |
別途必要な経費 | 特になし。 |
その他特記事項 | 授業の前後に、教科書の該当する箇所を読んで、理解を深めておくこと。授業中にわからない語句が出てきた場合は、「知らない、わからない」と放置するのではなく、各自で調べておくこと。ネットの情報を利用する際には、安易にウィキペディアに頼らず(必ずしも専門家が執筆しているわけではなく、俗説や間違いなども多い)、大学の図書館からアクセス可能なデータベースや、『山川世界史小辞典』(山川出版社)、『アメリカを知る事典』(平凡社)、『英米史辞典』(研究社)などの参考図書を利用すること。その他、授業中に適宜指示する。 授業は講義形式ですすめるが、ビデオ教材(英語音声のみで、日本語字幕のないものもある)やオリジナルの英語の資料等も適宜用いるため、ある程度の英語のリスニング能力と読解能力が要求される。 必要に応じて、英文資料の日本語要約等の課題を出すこともある。 毎回授業の終わりに、受講者には質問や感想等をリアクションペーパーに記入してもらう。その内容に対する回答や補足説明は、次回の授業の最初におこなう。 授業内容は前期から連続しているので、通年で履修することが望ましい。 |
科目名(英語) | Introduction to Francophone Society |
使用言語 |