人事管理論
開設大学 | 愛知大学 |
---|---|
科目コード | 240811 |
担当教員 | 山本 大造 |
学年配当 | 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 月曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:45 ~ 12:15 |
教室 | 名古屋キャンパス |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/23 |
講義概要 | この授業では、現代日本企業における人事管理の諸技法を学ぶ。 まず、この分野を身近なものとして理解するために、多くの職場で使える人事管理の基礎知識の学習から始めることとする。そして、現代大企業で導入されている代表的な諸技法を取り上げ、その背後にある社会経済的な分脈や論理を交えて解説する。 この分野における問題解決能力を身につけるために、この授業を通じて、人事管理の知識や技法だけでなく、企業側の運用の論理と労働に関する諸問題についても学んでほしい。 【以下、講義スケジュール(予定)】 1. 人事管理の基本的性質―人事管理と労務管理 2. 従業員の採用―要員計画の策定と採用管理のポイント 3. 会社のルール―労働契約と就業規則のポイント 4. 労働時間管理(1)―労働基準法の基本原則 5. 労働時間管理(2)―柔軟な労働時間制度について 6. 報酬管理―人件費の構成要素と賃金管理のルール 7. 福利厚生(1)―福利厚生の構成要素と適用対象 8. 福利厚生(2)―社会保険と労働保険の基礎知識 9. 仕事と家庭(1)―女性従業員のための特別措置 10. 仕事と家庭(2)-ワーク・ライフ・バランスのための諸施策 11. 従業員の退職と解雇―「リストラ」は簡単にできるのか? 12. 働かせ方のしくみ―能力主義管理について 13. 従業員の能力評価―人事考課と目標管理制度 14. 「成果主義」人事制度改革-その特徴と着眼点について 15. 授業のまとめと展望-これからの人事管理 |
テキスト・参考文献 | 講義の内容を理解してもらうために、関連資料を適宜配布する。 <テキスト> 澤田 幹 他著『ヒト・仕事・職場のマネジメント-人的資源管理の理論と展開』ミネルヴァ書房2016年. ※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。 <参考図書> 1. 今野浩一郎,佐藤博樹『人事管理入門<第3版>』日本経済新聞社,2020年. 2. 守屋貴司 他編著『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』ミネルヴァ書房,2018年. 3. 上林憲雄 他著『経験から学ぶ人的資源管理(新版)』有斐閣ブックス,2018年. <その他> 1. 『労働関係法規集』JILPT,各年版. 2. 中條 毅編著『人事労務管理用語辞典』ミネルヴァ書房,2007年. |
試験・評価方法 | 学期末試験期間中に実施する筆記試験によって、絶対評価で評価する(100%)。 試験では、この分野の基礎知識が正確に理解できているかを中心に評価する。そのさい、受講者の文章力も問う出題とし、正確な答案が書けるかどうかも評価する。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | 関連する科目として、「ビジネス・マネジメントコース」の各科目の他、「労働法」を履修することが望ましい。秋学期の「労使関係論」も合わせて履修することをお勧めする。 【その他】 3月下旬公開予定の2024年度シラバスを必ず確認すること。 http://a-syllabus.aichi-u.ac.jp/ext_syllabus/ |
科目名(英語) | Personnel Management |
使用言語 |