特殊専門講義Ⅱ(中国法)
開設大学 | 名古屋経済大学 |
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科目コード | 243708 |
担当教員 | 白出 博之(法学部教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 1限 09:30 ~ 11:00 |
教室 | 犬山キャンパス教室未定 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/19~1/25 |
講義概要 | 本講義は1949年の新中国成立以降における中国法制度の全体像を把握するとともに、中国法における基本的考え方や関連制度の概要について日本法の関連制度と比較しながら理解することを目標とする。今年度は中国の司法制度、民商法制度に重点を置く。本講義では、中国法の基本的枠組み、すなわち、現代中国における国家制度、中国の法律体系、司法制度について概説する。具体的には、まず実体法のうち①憲法及び立法法、行政法、次に手続法のうち①民事訴訟法、②行政訴訟法、③刑事訴訟法を比較しながら、要点を紹介していく。 本講義では常に日本法の基礎理論との比較を念頭に置いた説明を行い「中国的特色のある法治」のあり方を受講生とともに考えていく。 第1回 イントロダクション(現代中国法の歴史等) 第2回 中国の憲法関連制度①(中国憲法の基本原則等) 第3回 中国の憲法関連制度②(中国憲法と立法制度) 第4回 中国の憲法関連制度③(中国憲法と行政制度) 第5回 中国法律制度概説(中国的特色のある法律体系) 第6回 中国の司法制度①(司法制度総論) 第7回 中国の司法制度②(司法制度各論・民事訴訟法) 第8回 中国の司法制度③(司法制度各論・行政訴訟法) 第9回 中国の司法制度④(司法制度各論・刑事訴訟法) 第10回 中国の民商法関連制度①(民法典の概要) 第11回 中国の民商法制度②(民法典物権編) 第12回 中国の民商法制度③(民法典契約編) 第13回 中国の民商法制度④(民法典人格権・権利侵害責任編) 第14回 中国の民商法制度⑤(中国会社法) 第15回 総括(中国法まとめ) |
テキスト・参考文献 | テキストは指定しません(配布レジメの引用文献を参照して下さい)。参考書:高見澤、鈴木、宇田川、坂口『現代中国法入門・第8版』(有斐閣、2019)。 |
試験・評価方法 | 第1に平常点につき出席点と授業内容の理解を確認するため実施する振返り課題(40%)、第2に期末試験・レポート(60%)により、総合的に評価します。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | Special Lecture on Specialized Studies II |
使用言語 | 日本語 |