フードサービス論Ⅰ
開設大学 | 名古屋文理大学 |
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科目コード | 244301 |
担当教員 | 河木 智規 |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/4~7/22 |
講義概要 | わが国の食市場は70兆円と言われる。その中のフードサービス市場も新型コロナウイルス禍もあり、20兆円へ縮小したとされている。 この主要産業のひとつであるフードサービス産業の歴史や業態別の構造・特徴を解説するとともに、新型コロナウイルス禍を乗り越え、将来に向け生産性の高い持続可能な取り組みを加味した業態開発が喫緊の課題となっている。 フードサービス産業の現状を正しく把握するとともに、将来の課題についても理解を深めることに重点を置いている。 1.ガイダンス(講義全体の流れ、授業のすすめ方、課題レポートの提出方法、評価方法の説明) フードサービス産業の歴史 「外食産業元年・1970年から50年間のフードサービスの産業化」の解説 2.フードサービス産業の形態 「個人経営・チェーンストア経営・フランチャイズ経営等」の解説 3.フードサービスの業態(1) 「ファスト・フード・サービス」と「ファスト・カジュアル」の解説 事例研究「マクドナルド」と「モスバーガー」の比較 4.フードサービスの業態(2) 「ファミリー・レストラン」の解説 事例研究「サイゼリヤ」と「和食麺処サガミ」の戦略の違い 5.フードサービスの業態(3) 「珈琲専門店」の解説 事例研究「スターバックスコーヒー」と「コメダ珈琲」のサードプレイス 6.フードサービスの業態(4) 「回転寿司」の解説 事例研究「スシロー」の取り組みと低価格回転寿司の今後の課題 7.フードサービスの業態(5) 「バフェ・サブスクリプション・デリバリー」の解説 事例研究「焼肉きんぐ」や「ドミノ・ピザ」の特徴 8.フードサービス店舗の評価(1) QSCの理解とストアコンパリゾン・商品構成グラフの理解 9.フードサービス店舗の評価(2) 店舗の人気を左右する付加価値(ブランディング)の理解 「ホスピタリティ―の理解」「顧客をファンにさせるもの」「求められる新商品」 10.フードサービス店舗の収益構造 売上と収益の構造・投資と投資回収の理解 《課題設定 「私のフードサービス店開業提案」パワーポイント作成》 11.フードサービス業の人財育成とES向上の方向性 「人手不足」を打開し、魅力あるフードサービス業とするための理解 12.これからのフードサービスに求められるもの 「持続可能な開発目標(SDGs)」や「フードテック」の考え方の理解と具体的な事例紹介 13.フードサービス店舗の魅力(1) 課題発表①「私のフードサービス店開業提案」 パワーポイントによるプレゼンテーターとコメンテーターを実践する 14.フードサービス店舗の魅力(2) 課題発表②「私のフードサービス店開業提案」 パワーポイントによるプレゼンテーターとコメンテーターを実践する 15.フードサービス店舗の魅力(3) 課題発表③「私のフードサービス店開業提案」 パワーポイントによるプレゼンテーターとコメンテーターを実践する フードサービス産業の今後の展望と課題 模擬試験 |
テキスト・参考文献 | 『適宜紹介する』 |
試験・評価方法 | 試験結果(40%)、毎回レポートの内容(40%)、プレゼンテーション課題の内容(20%)により総合的に評価する。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | |
使用言語 | 日本語 |