産業組織論Ⅱ
開設大学 | 名古屋市立大学 |
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科目コード | 240740 |
担当教員 | 中山 徳良(経済学部教授) |
学年配当 | 1年, 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜日 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:40 ~ 12:10 |
教室 | 滝子キャンパス3号館101教室 |
募集定員 | 5 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | |
講義概要 | 【授業の目的・目標】 この授業では、スタートアップ企業について取り上げます。産業組織論における市場への参入、イノベーションという分野と関係があります。現在はアントレプレナーの精神を持った人材を育成することが目標とされる時代です。実際に起業しない人にとっても、アントレプレナーシップを理解することが求められています。この授業では、アントレプレナーの典型であるスタートアップ企業について、経営学の面からではなく、経済学の面から理論的・実証的に考えることを目的とします。 【授業概要】 スタートアップ企業について経済学的な側面から説明します。経済効果、誕生の要因、資金調達、組織、戦略、イノベーション、退出、公的支援など多様なテーマを扱います。特にイノベーションとの関係については重点的に取り上げる予定です。 【授業計画】 1. スタートアップ企業とは(教科書:第1章) 2. スタートアップが経済に及ぼす影響(教科書:第2章) 3. スタートアップ企業の誕生要因(1):個人要因(教科書:第3章) 4. スタートアップ企業の誕生要因(2):環境要因(教科書:第4章) 5. 資金調達(教科書:第5章) 6. 組織のデザイン(教科書:第6章) 7. 戦略のデザイン(教科書:第6章) 8. イノベーションの担い手(教科書:第7章) 9. イノベーションと研究開発活動(教科書:第7章) 10. イノベーションと特許(教科書:第7章) 11. スタートアップ企業とイノベーション(教科書:第7章) 12. 市場からの退出(教科書:第9章) 13. 公的支援(教科書:第10章) 14. 中小企業経営者と健康(教科書:該当箇所なし) 15. スタートアップ・エコシステム(教科書:該当箇所なし) |
テキスト・参考文献 | 【教科書・テキスト】 加藤政俊(2022)『スタートアップ企業の経済学』有斐閣. (教科書にしたがって授業をします。) 【参考文献】 牧兼充(2022)『イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学』東洋経済新報社. その他は授業中に適宜紹介します。 |
試験・評価方法 | 小テスト(30%)と期末試験(70%)で評価します。 小テストは授業中に行います。 |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | ・産業組織論はミクロ経済学の応用です。授業中にも説明しますが、ミクロ経済学の基本的事項を理解していることが望ましいです。 ・授業計画は進行状況により変更される場合があります。 |
科目名(英語) | |
使用言語 |