情報社会論
開設大学 | 名古屋学院大学 |
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科目コード | 243511 |
担当教員 | 伊藤 昭浩 |
学年配当 | 2年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 前期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 2限 10:45 ~ 12:15 |
教室 | 名古屋キャンパス(教室未定) |
履修条件 | 2年生以上 |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/19 |
講義概要 | 「情報」という言葉は極めて曖昧であるが、「情報技術(Information Technology)」の高度な応用、象徴的にはデジタル化とネットワーク化をその基盤とする「情報社会」は着実に進展しつつある。 その変化の早さや激しさは、生活、経済、産業、教育、行政、文化等々、あらゆる面での正の変化を促している一方、種々の問題も引き起こしており、いわゆる「影」の部分も多く生み出している。情報社会特有の「犯罪」や「社会不安」も次第に増加し、更には「ITを使える者」と「使えない者」つまり「デジタルディバイド」の問題も深刻化しようとしている。 本講義ではこうした情勢を理解し、「光」と「影」を正しく認識した上で、情報社会に生き、かつ、その健全な発展に寄与できる「常識人としての知恵」の基盤を醸成しながら、その理論や実際に対する理解を深めていく。 1. 授業の概要と進め方、 情報システム概論 2. 情報社会への理論的アプローチ1「情報の非対称性」 3. 情報社会への理論的アプローチ2「取引費用論」 4. 情報社会への理論的アプローチ3「ネットワーク外部性」 5. 情報社会への理論的アプローチ4「標準化」 6. 情報化の現状と動向1 パソコンとインターネット、スマートフォンの普及と発展 7. 情報化の現状と動向2 企業での情報活用の形態、企業間ネットワークの発展 8. 情報化の現状と動向3 情報化のインパクト 9. 情報化とその影響1 情報化と経済 10. 情報化とその影響2 情報通信政策 11. 情報化とその影響3 情報教育、デジタル・デバイド -愛知県を事例とした考察- 12. 情報化社会の危険性1 著作権問題、プライバシー問題 13. 情報化社会の危険性2 暗号・電子署名・認証 不正アクセス 14. 情報化社会の危険性3 情報セキュリティの概念と特徴 15. まとめ 16. 定期試験期間 |
テキスト・参考文献 | 【参考書】講義テーマに即した参考書を各回にて紹介する。 |
試験・評価方法 | レポート30%,学期末テスト50%,平常点20% |
別途必要な経費 | 特になし |
その他特記事項 | 【学習到達目標】 急速に進展する情報化の「光」と「影」を理解し、健全な「情報社会」の担い手として行動する為の、基礎的な「気づき」と「理解」を深める。 【履修上の注意】 テーマごとに実際の事例を紹介しながら講義していくため、高い出席率とともに積極的な授業参加を求める。 【事前事後学習】 講義ごとに告知される次回テーマについて、文献およびインターネットを用いて基礎的知識および理解を高めておくよう、各人が事前準備しておくこと。 |
科目名(英語) | Information Society |
使用言語 | 日本語 |