ヨーロッパ研究B(社会)
開設大学 | 名古屋外国語大学 |
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科目コード | 243402 |
担当教員 | 奥田 隆男 |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 水曜 |
開講期間 | 後期 |
実施形式 | 対面 |
開講時間割1 | 4限 15:00 ~ 16:30 |
教室 | 日進キャンパス(ガイダンス時に連絡) |
履修条件 | 特になし |
募集定員 | 2 |
募集時期 | 9月 |
開講期間 | 9/18~1/8 |
講義概要 | 現代の世界を理解するうえで、ヨーロッパの政治・経済について基本的な知識を有していることは必須の条件である。日本、アメリカの政治や経済の基本的な仕組みの源流がヨーロッパにあるからである。授業では主に、西ヨーロッパを対象に、その政治・経済システムの歴史と現状を検討していく。「今、世界はどうなっているのか」「私たちはどのような時代に生きているのか」といった関心を持ちながら、この授業を受けてもらいたい。そのためにも、学生には、日常的なニュースを負うだけでなく、ヨーロッパの文化・政治・経済についての基本的な文献を読む姿勢が求められる。 毎回の授業の準備として、各回の授業内容に沿って課されるリサーチ等の課題を行う(180分) 授業は原則教室での対面授業(講義形式)で行う。ただし、大学がオンライン授業を指定した第14回はオンラインで行う。オンラインの場合もZOOMを用いたリアルタイムでの授業とする。 また学生との質疑応答のために、この授業のGoogle Classroomを開設する。履修者は必ずこのGoogle Classroomに登録することが求められる。 学生は準備学習をきちんと行った上で、毎回の授業に主体的に参加することが求められる。すなわち、できる限り詳しくノートをとること、疑問がある場合には積極的に質問するなどの姿勢が求められる。さらには授業後も自ら疑問点の解消のための学習を行う姿勢があることが望ましい。 学期末には、学生の理解度を測るために期末試験を行う。一つのテーマについて長文を記す論述式の試験となる。 学生の、毎回の授業への主体的な参加と期末試験での論述を通して、この授業の目標達成を図る。 第1回 ガイダンス 第2回 源流 第3回 歴史 第4回 労働観念 禁欲とは何か 第5回 市民社会の問題 共感とは何か 第6回 フランス革命と民族主義 第7回 資本主義の問題1 利潤とは何か 第8回 資本主義の問題2 搾取と疎外 第9回 社会主義 理念と現実 第10回 第1次世界大戦 文明の崩壊 第11回 全体主義の問題 見捨てられていること 第12回 福祉国家 第13回 EU 統合と解体 第14回 新自由主義の問題 第15回 まとめおよび期末定期試験 |
テキスト・参考文献 | テキストなし ただし、参考文献は必要に応じて指示するが、かなり多数にのぼる。学生は提示された文献に積極的に触れることが求められる。 |
試験・評価方法 | 下記の2点に基づいて評価する。 ①毎回の授業への主体的参加度(15%) ②最終回の期末試験の達成度(85%) 評価比率は上記()内に記したとおりである。 |
別途必要な経費 | なし |
その他特記事項 | なし |
科目名(英語) | European Studies B |
使用言語 | 日本語 |