臨床発達援助論
開設大学 | 中京大学 |
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科目コード | 242702 |
担当教員 | 辻井 正次(現代社会学部教授) |
学年配当 | 2年, 3年, 4年 |
単位数 | 2単位 |
曜日 | 火曜 |
開講期間 | 春学期 |
実施形式 | 対面・オンライン併用 |
開講時間割1 | 3限 13:30 ~ 15:00 |
教室 | 豊田キャンパス |
履修条件 | 特になし |
募集定員 | 若干名 |
募集時期 | 4月 |
開講期間 | 4/8~7/26 |
講義概要 | この講義では、障害の中でも、発達障害を中心に扱う。障害児・者が経験する心理的問題について、最新の知見を基に検討をおこなう。「障害者」というと、一般的には「自分とは別の存在」と感じるようである。これは、私たちが育ってくる過程のなかで、そうした人たちとの出会いが乏しかったからに他ならない。命あり、生き続けていく存在という意味で、障害があろうがなかろうが同じことである。さらに言えば、さまざまな意味で障害を持つ人の数は少なく見積もっても百人に数人以上あり、誰の子どもとしてでも生まれてくる可能性がある。さらにはそもそも人が年老いていくという過程はある意味で障害と同等の機能の低下をもたらす。しかし、一方で、「障害者」は生まれながらの「個性」を負っているわけで、そうした「個性」のことをよりよく理解していることで、よりよく関わりあえることにもなる。より実践的な視点から講義を計画しているので、積極的な態度で受講されることが望まれる。 この講義のなかで、発達障害に関する基本的な知識の理解を得ること、あるいは、さまざまな心理現象を理解していく上での、生物学的基盤と実際の行動の表れ、介入の効果の見方、社会システムの中での個人への介入の意義など、多面的な心理現象に関連する知見を自分なりに理解していってもらう。 |
テキスト・参考文献 | 講義において指示する。 |
試験・評価方法 | 小テスト70% 課題・レポート30% |
別途必要な経費 | |
その他特記事項 | |
科目名(英語) | Developmental Clinical Psychology |
使用言語 |